Lupus in Tabula
以前より、ネット上で話題になっている「汝、人狼なりや?」第二版を手に入れ、学校にて生徒とプレイ。
Lupus in Tabula。製作販売元はイタリアのゲームメーカーdeVinch gamesです。ここは30分で出来る宮廷陰謀ゲーム「il vi re」とか、マカロニウエスタンカードゲーム「Bang!」とか色々面白いゲームを作っていますが、「汝、人狼なりや?」は寂れた村で正体の分からない人狼と村人の戦いを扱ったハードなゲームです。
プレイヤーはジャッジ進行役のほか、8人以上が必須。7名プレイヤーが限界かな。毎晩、人狼に一人ずつ村人が殺される中、村人たちは人間に化けた人狼を殺すため、仲間をひとりずつつるし上げていく。
このゲームの肝は、乱数要素がほぼヒューマンファクターだけだということ。人狼が生贄に選ぶのも、村人が誰をリンチにかけるかのも、彼らの意志次第だからです。ひどい話だ。
慣れると1プレイが45分ぐらいで終わります。昨日の場合、プレイヤー8名で45分ほど。人狼が何食わぬ顔で村人の会議のイニシアティブを取り、狩人(ボディガード)を処刑させ、占い師を暴きだして完全勝利。
今回、このゲームをやろう、やろうと言い出したのは、普段、アナログ・ゲームとは無関係なゲーム学校の生徒です。ネット用に改造された「人狼BBS」で盛り上がり、この「汝、人狼なりや?」をPS広島に注文するまでになったそうです。面白い話です。こういう人にも訴求できる、シンプルかつ奥の深いゲームを作りたいものですね。
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