レベリオン
今日は専門学校の日。「ファンタジー概論」もやっとライトノベルズまで来て、SFへと広がっていく。
「ブレイドランナー」を見せながら、サイバーパンクの原点の紹介を行うも、公開の頃に生まれた生徒もおり、もはやこれも古典である。
「二つで十分ですよ」
このジョークも通じない。
しかたないので、「マトリックス」の話をした後、2001年以降のSF映画の事例として、「レベリオン」の冒頭を見せる。ガン=カタのイメージが先行するが、そのアクションをのぞけば、「華氏451」(「華氏911」ではなく、ブラッドベリのです)を、「マトリックス」以降の文脈で語り直したディストピア物である。
残念ながら、アクション・シーン以外の反応はいまひとつ。こういう政治信条ネタのディストピア話は今の読者には通じないのかな? 確かにネタの本体は40年前だよなあ。
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