アトランティス
現代トレジャーハンター物「ブルーローズ」のためのネタ・メモ。
本日の「世界ふしぎ発見」はスペシャルでオーパーツから超古代文明、アトランティスとムーの話です。
TV番組にしてはスムーズにまとめていますが、色々喰い足りず、同番組ならではの新発掘情報がほとんどないのが残念です。モアイが「未来に生きる」という意味だという話、モアイを歩かせる実験が見所かな。
個人的には、アトランティス研究本の古典「Atlantis:the Antediluvian World」の作者、イグネシアス・ドネリーの写真が公共電波に載ったので十分。私の持っているDover版には写真がないのでした。
このドネリーという人はミネソタ州の法律家で、1860年代、南北戦争期に、ミネソタ州の副知事を務めた後、趣味の考古学が高じて、文筆業を始め、一般小説のほかに、1882刊行の同書を皮切りに、歴史ミステリーに関わる本を3冊書きます。後2冊は「ラグナロク」が実際にあった世界の破滅を描いたという「Ragnarok:the Age of Fire and Gravel」と、シェークスピアの演劇に隠されたフランシス・ベーコンの秘密のメッセージを追いかける「The Great Cryptogram:Francis Bacon’s Cipher in the So-Called Shakespeare Plays」です。
このタイトルだけで、「ブルーローズ」と「真・女神転生」と「上海退魔行 ~新撰組異聞~」、あともしかすると「V:tM」のシナリオが1本ずつかけそうな話です。「Atlantis」は翻訳版を探しているのですが、見つかりませんので、このあたり、ちゃんと読みたいと思います。いずれどこかでご報告をしましょう。
The comments to this entry are closed.
Comments