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May 04, 2005

クトゥルフ:オリジナル魔道書「日本妖怪誌」

ファンタズマ・ヤポニカ 日本妖怪誌
著者:ウィルヘルム・フォン・シーボルト
挿絵:川原慶賀
内容:江戸末期、長崎に滞在した医師シーボルトが、日本の妖怪怪異譚をまとめたもの。「日本動物誌」「日本薬草誌」に多数の図絵を提供した鳴滝塾お抱え絵師、川原慶賀の手になる妖怪の図が多数掲載されていたが、シーボルトの日本追放に伴い、紛失。当時、長崎奉行をしていた遠山景普(後の北町奉行、遠山金四郎の父)の手に渡り、江戸に運ばれたとも、日本人との間に生まれた娘が、医学書とともに相続し、江戸の名医、緒方洪庵の手を経て、坂本龍馬に渡ったとも、その忌まわしさゆえに、鳴滝塾生が焼き捨てたとも言われる。
 長崎に漂着した恵比寿(水死体)に関する奇怪な記述や、琉球近辺で目撃される奇怪な現象などに関する貴重な記述があったとも言われる。

出典:井上雅彦「阿蘭殺し」(「伝奇城」所収) ただし、クトゥルフ関連ではありません。書誌のほとんどは朱鷺田が妄想したもののメモです。

PS:「Secret of Japan」「クトゥルフ・ダークエイジ」の傍ら、「伝奇城」を読んでいたら、井上雅彦氏の「阿蘭殺し」で、色々思いついたので、とりあえずメモ。こーいう形でオリジナル魔道書があるといいよね。「Secret of Japan」には宮本武蔵の「五輪の書」の外伝「六輪の書」というのがある。

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» [Cthluhu]和製魔道書(書きかけ) [いつでも人生、明るい方を眺めていこうや]
 と言われて直ぐに思い浮かべるのは、そしてキチンと筋を通した上で復活させてほしいなぁと思うのは『化物草子』だ。1988年、当時高校生の私が凄く熱中したゲーム『ネットゲーム88』(遊演体)で、最初に全プレイヤに配布された断片情報であるアレである。アレの完本版をもう一度公式の形で日の目を見させてあげたいなぁ、と思って止まない。  ところで井上雅彦とシーボルトというと、朝日ソノラマのノベルズ((「朝日ソノラマのノベルズ」大陸が沈む前、出版バブルの頃に一瞬出ていた。))でシーボルトを主人公にした小説があった... [Read More]

Tracked on May 05, 2005 at 06:57 PM

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