恵比寿ガーデン&ダンジョンズ
連絡通路を抜けた向こう側には、見た事もない広い空間が広がっていた。
東京とは思えない広い空、そして、そびえたつ真新しいビル。
駅周辺とはことなる別空間であった。
金曜日は学校の日、2年生のライティングとゼミを終えたあと、夕闇の中、恵比寿ガーデン・プレイスの取材へ。
恵比寿は、ビール工場が先にあり、そのために恵比寿と名づけられた街である。かつてのビール工場跡地に作られた新ショッピングモール&高層高級マンションの総合住空間がガーデン・プレイスである。昔のビアホールのイメージは麦酒博物館か、ビア・ステーションで味わうことができる。
・・・と解説してみるものの、実のところ、ガーデン・プレイスになってから来たのは初めてである。私が講師を務めるバンタン電脳情報学院の校舎は、恵比寿駅の反対側、渋谷に近い。ガーデン・プレイスまでは動く歩道を使っても、10分はかかる。
最初の印象は、「空が広い」である。
都内、それも山手線のすぐ横だというのに、頭上の空を閉ざすものは、3本ほどの高層ビルしかない。あとは何も障害なしに大空につながる。日本っぽくない。空間の開けた様子はいわく海外のようだ。
印象をまとめたところで、『真・女神転生TRPG~魔都東京200X~』用の取材開始。
ショッピング・モールは形を覚えればいい。地下街に下りる感覚や細かいオブジェの印象を注意する。店の雰囲気や客層にも注意だ。薬局はTOMOD'Sというドラッグストア風。ワインと関係食材の専門店があったり。全体的に洋風ホテルの雰囲気。一番奥には館風のフレンチ・レストラン。さらに、後背地には高層マンション2棟と、ウェストン・ホテルが建つ。
マップにはその裏手に公園があるというので、地下通路を抜けて入り込む。そこは白金の高級住宅地である。ああ、ここがいわゆる白金(シロガネ)か。
ここにいたるあたりの経路が実にぐねぐねしていて楽しい。
コンシューマー用のダンジョンにしたら、楽しそうだ。すでに脳裏には「If・・・」のダンジョン探索のBGMがえんえん流れている。
ガーデン・プレイスの中央に戻り、グラス・スクエアのおしゃれなオープン・バーを見学。ガラス天井の下におしゃれ系のバーがあり、しばしば、ジャズやポップスの歌手がショーを開く。ここも悪魔がたむろしているのによさそうだ。
最後に、ビア・ステーションで夕食代わりの1杯を。
ビールはハーフ&ハーフ(黒と通常の生をブレンドしたもの)のグラス、一緒に、ドイツ焼酎のシュタインヘイガーを1杯、これでもう十分に酔えます。つまみは、アイスバイン(茹で豚)のハーフとバイエルン・プレート。プレートにはイワシ、生ハム、サーモンがそれぞれ一切れ、ガーリック・チーズとドイツ風ロールパン。最後の二つが絶妙な美味さで、おなかも適度に一杯。これでほぼ2200円。割といい感じである。
ここはどちらかといえば、PCの休息場所か。ヒーホー君がいてもいいなと思う酔っ払いであった。
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