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June 06, 2005

月の夢、または大分旅行記

大分から戻ってきました。ゴゴコン参加者の皆さん、ありがとうございました。
ざっとだけ旅行記を。

●ハサミ警戒中
 

 土曜日、羽田からANAにて大分入り。
 ずいぶん久しぶりに来た羽田空港は、かなり新しい感じになっている。おっと、これもメモメモ。
 最近はテロ対策のため、刃物や工具は畿内持ち込み禁止。私も筆入れに入っていた小型のはさみが引っかかる。大分で受け取ることにして、はさみ1本を預ける。面倒くさくて、放棄する人が多そうだなあ。
 離陸。東京-大分間はわずか1時間半であるが、数年ぶりの飛行機で酔う。
 疲れているようだ。空港に迎えにきてくれた主催者の内田君の車に乗って、宿泊地の別府に向かうも、車酔いでヘロヘロに。当日入りにしなくてよかったと実感。

●ソバと砂湯

 別府名物、五条のソバを食って少し回復する。
 割り子入りのソバで、モミジオロシが添えられているのが特徴。やはりソバは上手いですよ。
 麺類はその地の個性が出てよいですなあ。
 店の壁を見ると15段とか食うのが普通らしいのですが、まあ、5段で止めておきました。
 
 早めにホテルに入り、近所の砂湯に入る。
 別府は町全体が温泉の出る街で、町中が、硫黄の匂いに包まれている。敏感な人だとそれだけで倒れてしまうとか。僕は割りと鼻詰まり気味なので気にならない。
 さて、砂湯であるが、海岸で砂に埋まるような感じで、温泉で温まった砂に埋まるのである。
 す、砂が重い。熱くて気持ちいい。しかし、重い。
 15分が過ぎるころには、額からアセが滝のように流れる。
 ああ、少し楽になった。

 夕食はスタッフと地元の食堂で宴会。とにかく地元のうまいものを、ということで、焼肉、関サバ、団子汁を食う。団子汁は小麦粉を練った平たい麺を入れた味噌汁である。出汁は煮干でとるが、干し椎茸を戻した汁を加える。具沢山の味噌汁という感じでよし。
 主催者の内田君は「大分の名物は貧乏ですから」というが、うまいものが色々あるではないですか? それこそ名物ですよ。

●早朝別府探検 ~ 瓜生島伝説

 日曜日。前夜、酔って早めに倒れた反動から、朝5時に目が覚める。
 駅前高等温泉という24時間の温泉で朝風呂を浴びた後、別府湾まで散歩。

 朝の街は好きだ。昼間にはない静寂が、街角観察のよい機会を与えてくれるのです。
 しかし、コンビニで買った鳥のから揚げをぶら下げ、片手でテキーラ系のアルコール飲料をラッパ飲みしながら、人気のない浜辺の遊歩道に立つ姿はちょっと、レゲエな人に見えるかもしれない。

 さて、別府湾には、瓜生島という一夜にして沈んだ島の伝説があるそうな。ソードワールド・リプレイでシナリオのネタになったことがあるので、知っている人も多いかもしれない。
 帰宅してから思うのであるが、どうも、その話はイースの伝説と酷似している。百合若大臣がイリアッドの日本移植であるのと、同様に、イース伝説の日本移植の可能性があるかもしれない。状況証拠が少ないので確定はできないが、瓜生島伝説の関連資料があまりないのはその辺かもしれない。ちなみに、大分はかのキリシタン大名、大友宗麟の地元でもある。ポルトガル経由で、色々伝わっていてもおかしくはない。

●ゴゴコン 深淵第二版「月の夢」

 別府から特急SONICに乗って、中津へ。やたら、派手なデザインの列車である。
 この日は中津市で昼からイベント。ゴゴコン当日である。農家が多いので、昼からというユニークな時間設定である。会場は和室で、参加者は30名ほど。イベントとしてはあまり大きいとは言えないが、遠く、宮崎や熊本からも着てくれた。朝からバイクで250キロを走ってきたという猛者もいた。ありがとう。
 セッションは「深淵第二版」で、タイトルは「月の夢」。

 戦火に焼かれた村から脱出した一行は、古い血脈の一族の少女を守り、呪われた荒野を走る。向かうは、滅びた国、かつて、そこは魔法の力で栄えたという。その古城に残された何かを見つけ出すために、少女をそこに連れて行くのである。しかし、その古城には、月の女神と呼ばれた魔族が封印されており、自らを解放させようと、罠を張っていたのである。

  「深淵」未体験者ばかり5名を相手に、即興セッションを。

 じっくり時間をかけて、運命の構成をプレイする。
 初めての人が多い時には運命の決定こそ第一の山場である。

 刃の戦姫シャナの血を引く騎兵。死霊と化した姉とともに旅する弓兵。記憶を失った踊り子、人形使いラプティークのくぐつとして蘇った吟遊詩人、そして、封印の守護者である「白馬を連れた娘」。

 彼らは、荒野を旅し、奇怪な夢に惑わされながら、古城にたどり着き、魔族の前に達する。
 死んだ家族をよみがえらせることを餌に、魔剣で縛鎖の切断を求める「満月の守り手シェフィア」
 魔族の誘いに葛藤しつつも、魔族の傀儡として蘇った吟遊詩人が、封印に関する伝説と己の出生の秘密を思い出し、自らの命を投げ打って魔剣を折り、魔族復活を阻止。

 少女は封印の守護者として、古城に残ることを決意した。
 騎兵は自らの血の呼ぶままに、獅子王教団を目指す。
 旅の間に、死んだ姉への深い愛情を確認した弓兵は戦場を離れ、彼女と暮す場所を求める。
 踊り子は詩人の残した伝説を語り継ぎ、いつか、再び、シェフィアの解放がなされぬようにすることを決意、かつて属していた一座へと戻っていった。

 そして、深淵を漂う詩人の魂に向かい、人形使いラプティークが語りかける。
「今宵はずいぶんと楽しい座興であったな。次は・・・」

●トークショー

 終了後、簡単なトークショー。参加者から集まった質問に答える形で。
 今も、覚醒篇を愛する人々からの強い要望とか。現代編に関しては『真・女神転生X』をお楽しみに。

「粋なゲーマー養成講座」にある、箱ゲームを振っただけで当てる企画とかあったようですが、中止に。
 あれ、結構分かるんですよ。箱のサイズと厚み、紙質、感触。あと、中に入っているものとか。
 あ、でも「フォーリナー」とか、難しいかも。クトゥルフのサプリとか区別つかないなあ。

 イベント終了後、鱧をいただきました。美味しゅうございました。お作り、湯引き、しゃぶしゃぶ、刺身、しんじょう、練り物、ぞうすいなどなど。とくに、ぞうすいはうまかった。
 鱧という高級魚に聞こえますが、大分では、普通に魚屋さんで売っている魚で、よく家で煮付けたりするそうで、店のメニューにも鱧カツどんまである。鱧をカツにしてしまうのである。

 そんなこんなでドタバタしながら、戻ってきました。
 大分はじめイベント参加者の皆さん、スタッフの皆さん、ありがとうございました。
 (しかし、食ってばっかりだな)
 
 再び、修羅場であります。はてさて。

PS:そうこうするうちに、JGC関係で打ち合わせの電話が。予定通り、JIVEのコーナーで『真・女神転生X』のマスターをいたします。あと、トークショーが1件、割ととんでもないゲストとトークをする羽目になりそうです。いや、何でそんな人と? というのはまあ、JGCをお楽しみに。

*一部加筆訂正。月の守り手はシェフィアでした。ボケているな、オレ。指摘してくれた方、感謝。

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