次世代コンコルド
古臭いかもしれませんが、超音速旅客機という言葉には燃えるものがあります。かっこいいじゃないですか? 特に、機首が折れ曲がるコンコルドには、まさに怪鳥の雰囲気があります。アフターバーナーで加速して上昇、マッハ2で巡航する。
しかし、事故が多発して、エールフランスが運営を断念、残った5機を売却した。
この時、ヴァージンアトランティック航空が5機を買い取る意志を示したという。ちょうど今、店頭にあるSPA6/21号によれば、この会社は開業以来、航空事故死亡率0を維持している(04年、エアセーフの調査から)。同社ならば、事故が続いたコンコルドでも何とかできたのではないだろうか?
同社の会長は「わが社ならば、利益を上げられる」と発言したが、部品調達の問題から、頓挫した。
今回の次世代SST(超音速旅客機)開発においては、フランス側は日本が独自に開発したSST用のエンジンがマッハ5.5の試験値を持つことに注目、共同開発に至ったとか。「プロジェクトX」にも似た誇らしさを感じますね。
まあ、とりあえず、双方が開発企画室を解説して研究を始めるというもので、予算も、航空機開発としてはかなり少なく感じる1億円から。
シナリオにするならば、やはり「ブルーローズ」で次世代SST試作機の初飛行にまつわるネタにしたいなあ。
初飛行に飛び立ったネオ・コンコルドがカリブ海上空で、超古代文明の飛行島ラピュタに捕獲され、失踪する。ラピュタを追いかけていたローズ財団は、侵入状況を再現するため、博物館に保存されていたコンコルドBTSD(量産13号機シエラ・デルタ)を引っ張り出し、調査機として離陸させる。
なんというか、新旧コンコルドの揃い踏みをしたいだけだな、こりゃあ。
TRPGよりも、アニメのシナリオだろう。「エリアル」の笹本祐一先生が好きそうな話になってしまった。
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