大きくふりかぶって4
ひぐちアサ 「大きくふりかぶって」第四巻読了。
妙に心理学メソッドがきちんとサポートされた高校野球物。色々面白いですよ。登場人物がかなりオカシイ。それでも、割といい青春物の範囲で納まっている。微妙にハラハラしてみたり。
どうしてハラハラするかと言えば、以前、「大きく~」しか知らない頃に、誤って、この人の初期作「やさしいワタシ」を無防備に読んでしまい、ずいぶんショックを受けたことがあったからだ。「やさしいワタシ」は辛い漫画だった。ちょうど移動中で、逃げ場が無い時(かつ、かなり疲労している時)にそれを読んでしまい、メンタル・ダメージを受けた。
「大きく~」は、細い刃の上を歩きながらも、明るい高校野球漫画の範囲に留まっており、話も面白い。作者の心理学知識がいいほうに生きているなあと思う。
「UFOネタのSF伝奇『総門谷』がアトランティスものですよ」と聞いて、慌てて読み始める。今、ほぼ半分。
うわあ、ピリ・レイスの地図だの、ハプグット学説だの、日本のピラミッドだの、次々と出てくる。主人公のひとりは明らかに矢追さんがモデルだ。凄い、凄い。頑張らねば。
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