週末はJGC
今週金曜日からはもうJGC2005。おかげで週末は色々あったりなかったり。
西上邸を訪れ、『金剛神界』の打ち合わせと称してゲーム。なぜか「クトゥルフ・ダークエイジ」を。あれ・・・。まあいいや。ほら、JGCでクトゥルフのトークもあるから。
『金剛神界』は追加ルールの原案策定中。サマナーとか、格闘技とか、オカルト分の補充は、ゲーム処理が重くならず、的を外さずというのがやや大変。割とアウトサイダーは遊べそうである。
西上邸からの帰りに、猫氏と種デス談義。反射衛星砲の件はさておき、アスラン=クワトロの構図が成立しなかったのが、やはり『若さゆえのあやまち』か。どちらかと言えば、キラとラクスには初代コーディネーターと星クジラを追いかけて、木星に旅立ってほしかったね。いずれにせよ、種デスの特色は微妙に政治を語る瞬間の陳腐さとリアリティのぶれではないかと思う。そこが作品として、ぶれを吸収できる何かが失われたために分かりにくくなっている。
『星界の紋章』の世界観が分かりやすいのは、アーブが純粋な宇宙民族で、地面(惑星)に興味を持たないからだ。それゆえに『君臨すれど、統治せず』という立ち位置が成立した。
エンターテイメントの世界で政治話をするならば、ロボットアニメよりも、近未来軍事シミュレーション小説のほうが的を得ているときがある。個人的には、大石英司さんの「サイレント・コア」ものがよいかと思う。
90年代後半に書かれたアジア騒乱ネタのものはいずれも時期物の要素があるものの、現代日本の自衛隊特殊部隊がアジア戦線に参入する現代軍事アクションというもので、非常に面白かった。
ガンドッグ好きは読め! ・・・というか、そのまんまシナリオネタにできますな。
ここ2~3年、アメリカ封鎖から始まるアメリカ壊滅シリーズが続いていたが、南鳥島を爆破して、日本の領海を狭める陰謀と戦う話とか面白そうである。
アマゾンで確認したら、間もなくハワイで戦艦ミズーリを強奪する話が上下巻で8/26に出るそうな。JGCの往復のお供になりそうだな。司馬さんのヴァンダミング・アクションで沈黙の戦艦ですか!
とりあえず、横には『アジア覇権戦争<1>』へのエントリーを置いておきますよ。
『ビートのディシプリン SIDE4』読了。これにて完結。
舞台を中東に移し、ビートのカーメン探索は続く。ヴァルプルギスだの、アルケスティスだの、《枢軸(アクシズ)》の大物が登場、フォルテッシモとの対決が迫る。そして、物語は終わったどころか、新たな物語の序章が提示されてしまう。『ヴァルプルギスの後悔』へ。
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