クトゥルフ戦国:諏訪国未然記始末
「信虎様、今、なんと?」
「雪村よ、わしは諏訪湖が欲しいぞ」
武田晴虎の瞳がまさに獣のように輝いた。
昨夜から某所にて、テストプレイとか打ち合わせを兼ねてゲーム。
なぜか「幻奏戦記」の英雄になって、ルーンソード一刀流をしていたのは秘密。バトルテックみたいな感じで、ずばずば切ってました。しかし、歌姫を消費することが前提の機体ブリッツ・リミットは、かなりひどい機体なのではないかなああ。最初のGMの説明では「歌姫といちゃついた後、ロボットで戦って、またいちゃつくゲーム」という話でしたが、緊急再起動すると、姫様が病院送りになって、いちゃつけませんぜ。
朝起きて、ネズミの企業家になって部下をこきつかうカードゲーム「The Big Cheese」を2回プレイ。
社会の幹部同士で仕事を奪い合い、部下に仕事をあてがって、成績を搾り取るセリ・ゲーム。大型プロジェクトの足を引っ張り、手のあいた部下を苛酷な短期業務(「占いセール」とか)に叩き込む人事運用の厳しいあたりを30分で実体験できる。こんなゲームを700円ほどで作ってしまうCheepass Games恐るべし。
そして、「比叡山炎上」に向けて、戦国クトゥルフを。
天文10年(1851年)、武田信虎(信玄晴信の父)の命で、同盟国である諏訪の内情探索および宝物奪取に向かう武士、雪村と配下の忍者《大蜘蛛のゴンゾウ》、案内役のマタギ、そして、拳が輝く退魔武術僧。狙うのは諏訪大社の宝物庫に隠された、聖徳太子の予言書「未然記」。
諏訪では折りしも御柱祭りの最中だったが、祭りは謎の黒い影によって血まみれの惨劇へと変化し、諏訪の街に南蛮渡りの銀の笛(フルート)の音が響き渡る……。
諏訪湖の底に何がいたかは秘密ということで。
PS:今日のネタ。
アトランティスを論じたプラトンの『ティマイオス』において、理想的軍事主義の一端を示すセンテンスがある。そこでは、「兵士は戦争以外何も考えなくてもいいように配慮されなくてはならない、必要ならば、そのために婚姻統制を行った上、その婚姻統制の内容を細工してもいい」という。
デュランダル議長、あなたはプラトニストだったのですね!
**一部加筆修正
The comments to this entry are closed.
Comments