日々雑記:合評会な日々
●連日、合評会
昨日、一昨日と連続合評会の上、飲み会が入ったのでヘロヘロ。
企画科1年は人数が多いので、発表3分、質疑1分、講師コメント計2分とか凄まじいことに。企画科はプレゼン命なので、まあ、この短時間と企画書だけで、どれだけ自分の企画を押せるかがテーマ。コンセプトを絞りきれたか、そのコンセプトで「へえ」を引き出せたかが肝なのである。
しかし、1日35名は疲れました。
逆に、ライター科2年は就職が決まり、そちらで働き始めたものも多く、こじんまり。当初1時間とか言われてましたが、逆にひとり1時間かける贅沢な展開である。生徒作品を見ながら、PR誌の記事構成とか、スポーツ観戦記事の書き方とか話していると、懐かしいなあ。
「Numberでサッカー記事を書きたい」という生徒がいたが、原稿に詰まっていたので、最初の1行に何を書くつもりだったかを聞く。平凡な始まりだったので、試合のキーシーンから書けと助言する。何が試合の肝だったのか、デルピエロが書きたいなら、彼のシュートをどう描写するのか? それを必死に考えて欲しい。そこがしっくり調和すれば記事は書けるのだ。
この時、モーニング連載のワイン漫画「神の雫」が脳裏をよぎっていたのは秘密。
●へうげもん
モーニング連載と言えば、戦国時代の粋人、古田織部を主人公にした「へうげもん」が面白い。変な奴代表「織田信長」の下に集まる武将たちと茶の湯絡みのあれこれの話であるが、武将として成り上がりたい織部の欲と、へうげもんとしての業が行きかう様がよし。
●追記:仮面の男女
昨夜の宴会でトイレに立った際、隣の間仕切りにふと目をやると、そこには、トランプマンのごとき仮面を被った優雅な男女10名ほどが一つのテーブルを囲んで歓談しているではありませんか?
仮面を被っての宴とは豪勢なことである。全員正装というか、おしゃれな雰囲気である。
でも、場所は恵比寿の「つぼ八」。
学生御用達の居酒屋ではそこだけ異空間。
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