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October 08, 2005

日々雑記:BLOOD+ほか

 ダンッ! ダンッ! ダンッ!  
 打ち下ろすように、倒れたグールに弾丸を打ち込む。
 一発では倒せないから、確実を期して三発。
 38口径でも連射すれば、反動は馬鹿にできない。銃把を握り締めた右手の手首部分に左手を添えてブレを押さえる。
 周囲に軽く視線を飛ばした後、ゆっくり下がりながら、ジッポに火をつけて、グールの腹の上に落とす。
 グールの類はしぶといから、気を抜くと後で背中を襲われる。一匹一匹確実に殺さなければいけない。
 動きはない。
 完全に死んだようだ。
「ふーーー」
 深い息をつく。
 どうやら、知らず知らず息を詰めていたようだ。
「戦いの間、呼吸を止めるな。
 呼気を乱すとリズムが崩れる」
 背後から相棒の声がする。
「獲物は手に入れた」

 俺たちは、砕けたガラスを踏み越えて、原宿の路上に出た。
 ひび割れたアスファルトの道路に人影はない。振り返ると、ラフォーレの文字が飴のようにねじれたまま、壁に張り付いている。
 アレから10年、俺たちはまだ生きている。

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 仕事をしながら、発作的にアクション・シーンを書いてみる。
 打ち合わせに向かう途中の道で、空想上のS&W38を掌に隠したまま、ハウス・エントリーの姿勢を取ろうとするのは少々病気かと。その上、4mの高さにセイタカアワダチソウの茂った休耕畑を見て、中を突っ切りたい欲望に狩られる。
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●BLOOD+
 OVA版を踏襲したアクションと、丁寧な演出、ホラーのギミックはさすが。
 土6という言葉が生まれるほどの人気アニメ枠であるが、予想通りの過激な展開である。
 「ファーストキス」というタイトルで、V:tMの「抱擁」みたいな感じになるのかなあ、とTV版「KINDRED」を思い出しておりましたが、流血のキスとは予想を超えていた。
 次週、覚醒というあたりで期待期待。

●日本における正気度
 金曜日夜、アーカム・メンバーの飲み会に乱入。クトゥルフ話を色々してくる。しばらく色々話をしているうちに、するりと私の口からひとつの言葉が出た。

「戦国日本における正気度は、仏教準拠で」

 もともとの「クトゥルフ神話TRPG」の正気の概念には、ラヴクラフトのキリスト教的な倫理観が影響している。だから、アジア的な多神教というだけで禍々しい。
 しかし、戦国日本織田政権期となれば、キリスト教倫理は伝来したばかりの異端思想である。「正気」の基準になどならない。さらに、日本に来ている伝道士たちは、戦闘的な姿勢で知られるイエスズ会であり、困ったことに、ポルトガルの覇権主義の尖兵を兼ねている。極端な言い方をすれば、侵略国家の偵察部隊であったりする。

 そういう訳で、「比叡山炎上」での正気度をどう定義するかは問題だった訳でしたが、この時、先ほどの定義がするりと出てきたわけですな。
 ああ、多分、これでよいのだと思います。
 仏教というと大雑把だけど、本地垂迹説も神仏合一も含めて、日本的な大乗仏教が基盤としましょう。言い方を変えると、比叡山が根本道場である仏教が基本ということで、正気度のちゃんと残っている人は、どうあっても比叡山をまるごと焼いちゃうとか思いつかない。何かの理由で、正気度が減ってしまった信長様だからこそ、比叡山を焼くという「正気」の否定が出来てしまうのだなあと。

●味噌がうまい。
 味噌ラーメンの塩気がしみこむようにうまい。
 ああ、疲れてますが、もうひとつ頑張ります。
 「金剛神界」はミレニアムを爆走中。

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