日々雑記:金毘羅ふねふね
相変わらず、じたばたじたばた。
アレの最終段階が見えてきて、イラストラフが飛んできたり。送信時間5時とか、編集さんも修羅場モードですが、私は忍者とか、神社の由来とかと格闘してます。
修験道の再確認のために、思わず『はじめての修験道』という本を借りてしまうのであるが、山岳宗教を説明するのに『もののけ姫』を出すのは、先生、砕けすぎですよ。
●金毘羅様はサメ。
『比叡山炎上』の神官キャラのために、神社の系統を書いていたら、金毘羅様のオリジンがサメの神だったことが分かる。それで航海安全か。もともとはヒンドゥーの福の神クーベラ。これが十二神将に入って、宮比羅(くびら)大将となり、三輪山の大物主命と習合される。大物主の行宮が琴平神社で、これが讃岐に勧請され、崇徳上皇と合祀されたのが、金毘羅大権現。いわゆる金毘羅宮である。
御祭神は金毘羅大権現でしたが、明治の神仏習合令で、大物主神に変更される。
しかし、金毘羅信仰が爆発的に広まるのは江戸以降で、『比叡山炎上』にはあまり使えないことが分かり、ちょっとしょぼんとする。
明治の神仏分離令で色々、状況が捻じ曲がっているため、ちょっと苦戦中。戦国時代は、金毘羅様って大権現だったのね。あと、八坂神社も祇園神社であったりと、細かい名称がとても危険な感じである。
しかし、Wikipediaでは、「八幡神=ヤハウェ説」まで取り上げられていた。
むむ、すると、八幡大菩薩を信仰する武将は神の軍団であったのか?
いや、なんというか、『比叡山炎上』というより、『真・女神転生X』のネタであるな。
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