クトゥルフ:比叡山龍宮伝説
作業中、作業中。(呪文だな、これ)
とりあえず、『真・女神転生X』リプレイ原稿監修UP。何事もなければ、来月中旬に刊行予定。あとは、『金剛神界』を仕上げねば。
●比叡山龍宮伝説
今週末に、比叡山の取材に、京都に行くにしました。雪が降りませんように。
……という訳で、比叡山の歴史に関する本と格闘しております。今、手元にあるのは『比叡山と天台仏教の研究』、『山岳宗教史研究叢書』の第二巻で、図書館の奥から借り出してきた。Amazonで見たら、今もオンデマンド出版で流れているとか。
ネタ拾いのノートをとりながらなので、あまり進みませんが、色々、面白い話がボロボロと出てくる。
説話集『古事談』によれば、比叡山の山上からは貝殻がボロボロでてくるので、ここが実は龍宮城であったのだ、という伝説があるとか。
龍宮城というのは、海底にあるという龍王の城。
クトゥルフでいえば、ルルイエ。
つまり、比叡山はルルイエであったのだ。
(いやまて)
琵琶湖に程近い比叡山は非常に湿気の高い山だそうで。
ならば、深きものたちも、行動しやすかろう。
僧兵の形をした<深きもの>が集っていれば、それは信長ならずとも、焼き討ちしたくもあるわな。
ちなみに、比叡山焼き討ちは決して信長が最初ではなく、室町幕府の将軍、足利義教も比叡山を焼き討ちしている。実際には、義教と対立した比叡山の高僧たちが根本中堂に立て籠もり、自ら火を放って焼身自殺した、ということらしいが、それはそれで苛烈な風景である。
●どぶろくを飲む
大分から、色々届く。いつもお気遣いありがとうございます。
大分は戦国時代、ザビエルが直接宣教した地域で、お菓子の名前も、「ざびえる」「ドン・フランシスコ(大友宗麟のこと)」「ペドロ岐部(自力でエルサレム巡礼とローマ参拝を果たした大分出身のキリシタン)」とキリシタン系をいただきました。最近、ザビエルの本を読んだばかりなので、色々ヒットするものがありました。
一緒に、お神酒をいただいた。いわゆるどぶろくで、麹の入った白酒ですが、結構きつい。絞ったら、かなりキリリとした辛口の清酒になりそうな感じである。最近、「もやしもん」にはまった我が家では「かもすぞ、かもすぞ」と言いながら、飲む。半分は、子供用の甘酒に。これはかなり贅沢な感じである。
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