日々雑記:サイボーグ そして
急速に寒くなってくる今日この頃、皆さん、いかがお過ごしでしょうか?
私は寒くなって風邪気味になったのか、色々ヘロヘロですよ。とはいえ、監修せねばならないアレの原稿が飛んできて、明日までとかいう状態でジタバタやっております。
●比叡山は四大地獄
昨日は図書館で調べ物。
『比叡山』のムックを見ると、比叡山の暮らしは四大地獄、議論が厳しく、湿度が高く、寒くて貧しいという。『比叡山炎上』の頃は最後こそないものの、環境は厳しそうだ。この程度の寒さでひーひー言っている私には生きていけない世界かもしれない。
その他、山岳宗教関係とか借り出してきたが、大丈夫かね。
●NHK特集 サイボーグ技術
立花隆の最新科学研究レポートを見た。はるか昔にフィクションだったものが次々実現されていく図式はワクワクする一方、SFで描かれる与太話は現実化する恐怖も感じさせる。
例えば、日本で開発されている、筋肉サポートシステムは、10倍の力まで出せる。事実上のパワードスーツである。プラスティックを多用した外装は特撮ヒーローのようにしか見えない。これが来年には実用化されるという。
電気的に脳の機能を調整する脳深部刺激療法は、パーキンソン病などの神経性の難病にさえ救いをもたらす。さらに、脳の悲しみの中枢(CG25)をコントロールすることで重度の鬱病を解決できるが、感情支配装置の影が見える。記憶を操る海馬チップは、サイバーパンクにおける人格モジュールまで後一歩のところに来ている。
ここに米軍の覇権構想が絡む。
DARPA(アメリカ国防総省高等科学研究所)が目指すBMI(脳=機械インターフェース)。
脳から直接神経信号を読み取り技術を開発したジョン・シェーピン教授は、脳構造の研究から、脳インターフェースの可能性に気づく。そして今、彼はロボラットと称して、ネズミの脳を電極からの信号で操る実験を進めている。快楽中枢を刺激することでその行動をコントロールする。カメラ付きのロボラットを操る研究にも進んでいる。米軍はこれを支援し、教授は猿での実験も成功させているという。
パーフェクト・ソルジャーが誕生するのもそう遠くないのかもしれない。
●和泉元彌チョップ
ちょっと馬鹿にしていた、和泉元彌のハッスル参戦ですが、金曜日夕方の東スポを見たら、見直しました。この青と金の衣装がかっこいい。さすが、狂言師。派手な衣装が似合う似合う。
エンターテイメント主体のハッスルならの立ち位置でいいなあ。
その前の、セイザーXが、洗脳されたライザーグレンを救いに行くという試合にもちょっとそそられました。個人的には、グレンよりも現セイザーXの主人公のほうが洗脳されやすそうな雰囲気でしたがね。
●メモ
タイタス・クロウ・サーガ一巻 『地を穿つ魔』
12月予定とのこと。
楽しみ、楽しみ。
買いそびれていた異形コレクション『オバケヤシキ』を入手。
次なる公募のテーマは「闇電話」か。2006年1月末。
**一部加筆。
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