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December 31, 2005

年末のご挨拶と日々の雑記:アフリカとか、センゴクとか

 今年も後、何分という状況になってきました。
 これが2005年最後の更新となります。

●年末のご挨拶

 本年は『真・女神転生TRPG~魔都東京200X~』と『超古代文明』、監修では『真・女神転生X』と『Nocturne』のリプレイを送り出すことができました。これも皆さんのおかげです。
 来年も、『金剛神界』が1月末、『比叡山炎上』が3月予定で、その後もこまごま、企画が上がっております。よろしくお願いいたします。
 『深淵第二版』も何とか来年こそ、と思っております。まだ、ご報告できるレベルには達しておりませんが、何とかするべく、頑張りますので、なにとぞご支援を賜りたくお願いいたします。
 『永遠の冬』の連載も頑張っていきます。次は11才の夏です。実際に、二人の子を持つものとしての想いを込めるとともに、この物語を通して、もう一度、『深淵』の世界を僕自身が手探りしながら、描き出していければと願っています。

 今年、Blogを始めて、様々なご意見、ご感想、ご質問などなどいただきました。
 諸般の事情から、お答えできないこともありますが、できる限り、この場を持って対応していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

●琵琶湖灰堂羅観音菩薩

 ……という真面目なご挨拶はここまで。
 年末仕事納まらず……の朱鷺田ではございますが、折角の年末ということで、30日、31日はディベロッパーの西上君の家で、ゲーム会。早めについた私は、年末年始の打ち合わせをごにょごにょした後、二人でシャドウラン第四版を開いてアレコレ。
 システムが一新され、プレイアビリティが上がったねえ。
 でも、ダイスの振る数は少し増えたかも。
 もう少し解析したら、一度、やるぜ、チャマー。

 まずは『比叡山炎上』のシナリオを。
 琵琶湖の水軍を指揮する蓮田氏嫡男と公家の娘の見合いと称して、PCたちは琵琶湖に浮かぶ蓮田城の偵察をするというシナリオ。タイトルも『琵琶湖灰堂羅観音菩薩』
 もはや、詳細は言いますまい。
 観音様の名前で推察してくだされ。
 前半はホラー、後半は一大剣戟、最後に銀のフルートの音というもの。
 しかし、10体ものの、水魔のごとき水軍衆がわずか3ターンほどで壊滅、瀕死1名とは。

●通路

 今回も『通路』を持ち込みました。
 セットアップ1分、説明1分、ゲーム20分というのが実に快適。
 8人の大空中戦の醍醐味もみえてきました。
 途中、3人ほどでプレイしたときには、盤面を区切り、生存権を奪い合うという戦術を開発、これはこれで面白いものです。雰囲気的に、宇宙船の中で残りの酸素を奪い合っている感じかな。

●アフリカ

 クーニッツァのアフリカがあったので、初めてプレイ。
 アフリカ中に伏せられたタイルを開きながら、ポイントを稼いでいくゲーム。2回プレイして2勝。まあ、全員初めてでルールブックを見ながらでしたが、これは手軽で面白い。考える余地とランダム性がよくかみ合っている。
 沢山のタイルをめくっていくという探検手法がやはり楽しいですねえ。

●コミック
織田信長 さいとう・たかを

 いわゆるコンビニ本ですが、巻末の年表とか、割りと便利なので、セッション用に持ち歩いています。
 実は、信長とお市の方が肉体関係にあった、という伝奇っぽいエピソードが採用されており、意外にツボをついてきます。さすが、さいとう・たかを。

センゴク 7
 リアル戦国絵巻はついに、比叡山焼き討ちへ。
 顕如が暗躍し、浅井朝倉との戦いの渦に比叡山が関わる。
 もはや焼き討ちもやむなしか。
 仕事もあるけれど、歴史解釈が斬新でよい。狂気めいた歌舞伎ものの光秀とか、いいですよね。

武藏伝 ~異説 剣豪伝奇~ 1
 石川賢の描く、宮本武蔵VS柳生一門。
 とんでもSFではありませぬが、天海の呼びかけで、御前試合に出るべく、江戸へ向かう自称「宮本武蔵」の群れと、柳生の影である、柳生羅刹衆のバトル!
 示現流使いの義経武藏、巨漢の大仏武藏、美少女切支丹の武藏光姫などなど、もう素晴らしい!

怪獣の家 1.2
 星里もちるの、優しいラブコメディ。
 旅行会社の添乗員福田はほとんど新築の2階家に一人暮らし。その家がなぜか、怪獣映画で壊される家(のモデル)となることになり、これをきっかけに、美女二人が転がり込む。
 二人に優しく接する福田であるが、その裏には、ある悲しい事情が……。
 優しくもあり、悲しくもあり。
 この人の作品は好きです。特に、こういう優しく、少しギャグめいた設定が生きる。

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では、みなさん、よいお年を。
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