日々雑記:日吉大社古墳群
風邪が治らない朱鷺田です。
今日は横浜を諦め、昼間はうちでゆっくり原稿の予定。
●日吉大社古墳群
比叡山取材で直接、見られなかったものの、注目しているのが、日吉大社周辺に散見される古墳群。日吉大社以前から、坂本のあたりは古代王国が存在していた可能性が高いと言われている。
もともと琵琶湖周辺は、渡来人の集団が多数住む地域でした。比叡山延暦寺の開祖、伝教大師最澄も、漢(あや)氏の首長、三津首(みつのおびと)の息子で、朝鮮半島由来の仏教を推進していた地域である。
何か色々出てきそうな感じである。
●戦国室町の石工集団、穴太衆(あのうしゅう)
同じ坂本のあたりには穴太衆と呼ばれる石工集団がいた。彼らも渡来人系とされ、大津周辺の横穴古墳群を築いたのは彼らとされる。穴太積みと呼ばれる独特の石垣技術を持ち、当初は寺社の建設、宝塔や墓石の作成、寺社や邸宅の石垣作りをしていたが、室町時代から江戸時代初期にかけて築城に活躍、安土城をはじめ多くの築城に関わったと言われている。
こうした石工集団は寺社の支配下にあったとされ、坂本に近い穴太衆は比叡山や日吉大社の大きな影響下にあったのだろうが、比叡山炎上後、その支配を解かれた彼らは日本各地で活躍することになる。技術を保護するため、免許制度を導入する一方、石積みの際には天幕で隠すといったことも行われたらしい。
残念ながら、江戸幕府による平和が彼らの仕事を奪い、各地に散っていた穴太衆はそれぞれその地に定着、石工や引き屋などになったという。
彼らの動きの中に、フリーメイソンめいたものを感じた。
そこまでの魔術性はないようだが、『比叡山炎上』では、少々遊ばせてもらえそうだ。
●マジック決勝に日本人4名
今週、横浜ではマジック:ザ・ギャザリングの世界大会が開催されています。ここ三日の戦いで、ベスト8が決定、そのうち4名が日本人という素晴らしい結果となりました。日本人初の世界チャンピオンが出るといいですねえ。ざっとTOP8のデッキを見ましたが、浅原氏の歴伝デッキは凄まじいですね。青緑コントロールや白緑ビートダウンが突っ走る中、ひとり自分の道を行ってますね。
遠くから応援しますよ、頑張って下さい。
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