黎明に叛くもの
●宇月原晴明「黎明に叛くもの」
読了。
松永弾正久秀を、ペルシアの暗殺者アサシン教団の末裔、波山とする戦国伝奇ファンタジー。
美形の傀儡使い、松永久秀が戦国を生き抜き、己の道を邁進する姿に、斉藤道三、織田信長、明智光秀が複雑に絡み合う。
傑作なり。
冒頭、信貴山城に、異国の地を重ねあわすその手妻はまさに神妙。
『比叡山炎上』でも、この怪老人は登場させる予定だが、これはなかなか凄まじい。松永の東大寺焼き討ちはこの上を行かねば。
●パソコンはどのように便利ですか?
小4の息子が持ち帰った「小学生作成のアンケート」に答えてみる。
「どこが」とか、「どの機能が」という、機能やポイントではなく、
「どのように」と、その描写を問われてしまったので、擬音で答えるしかあるまい。
「うねうねと」
「もぞもぞと」
「ほのぼのと」
「ぐねぐねと」
「しゃきしゃきと」
さて、あなたのパソコンは「どのように」便利ですか?
●魔法戦隊マジレンジャー
最終回。「赤くて黒いクトゥルフ」絶対神ンマが時間を喰らったり、悪の大幹部ダゴン神が粛清したはずの眼鏡委員長系スフィンクスに謀殺されたりと色々ありましたが、最後まで家族の絆できちんとまとめました。さすが。
次の「轟轟戦隊ボウケンジャー」が、どうもオーパーツ物のようなので、「ブルーローズ」的に楽しみである。
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