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March 28, 2006

『比叡山炎上』5月発売

●『比叡山炎上』5月発売
 4月末目標と述べましたクトゥルフ神話TRPGサプリメント『比叡山炎上』ですが、諸般の事情により発売が5月に延期されました。現在、校正段階まで来ておりますので、これ以上の延期はないと思いますが、正確な発売日が確定いたしましたら、この場にて、告知させていただきます。

●あちらこちら
 昨日は学校。ライティングの授業の後、アークライトで『比叡山炎上』前半の初校戻しとか、後半のゲラ受け取りをしつつ、色々打ち合わせ。某社の企画が通ったので、夏前に、巫女さん、巫女さんと言い出しても、生暖かい視線で見守って下さい。

●眼鏡、眼鏡
 打ち合わせの帰り、地下鉄でこけそうになる。
 怪我はなかったが、眼鏡が落下し、片方大破する。今日、眼鏡屋に行ってきたが、もう片方も傷だらけでフレームもがたがたなので、結局、作り直しに。被害甚大なり。
 とりあえず、古い眼鏡で作業していますが、遠くは見えません。

●夢枕獏全仕事、菊池秀行全仕事
 学校に出る前に、今日のテキスト代わりに購入する。タイトル通り、伝奇アクション業界を代表する2名の人気作家のファンブックで、最初の対談パートは、1回で取って、2つに分けるという「荒業」だったり。安易な作りとも言えるが、ファンとしては見逃せないあたり。ロング・インタビューと書き下ろしエッセイだけで十分ですよ。
 ライティングでは、夢枕獏ロング・インタビュー、書き下しエッセイ「蘭菊のけもの」、菊池秀行書下ろしの短編『吸血鬼ハンターD BBプロジェクト』を読ませるが、夢枕獏も、菊池秀行も読んだことがない学生がすでに半分近くもいる。夢枕獏氏は『陰陽師』『餓狼伝』の原作者で、『大帝の剣』が今度映画化(主演は阿部寛)というと、なんとか分かってもらえる。『キマイラ』の雄叫びも読んでいないとは。菊池秀行氏はアニメ化された『吸血鬼ハンターD』もあまり認知度が高くない。中高大学と、リアルタイムで青春の本だった自分としては、世代の差を痛感する部分である。

●俺はランス、戦場という人生を駆け抜ける男
 ランスとは、アニメ『極上生徒会』に登場する毒舌の生ける手踊り人形『ぶっちゃん』のライバルである。これも当然、生ける手踊り人形であるが、こっちは世界をまたにかける傭兵で、ニヒルなキャラ。
 このランスの手踊り人形を、企画科の『極上』ファンの生徒が持ってきた(『ぶっちゃん』は品切れらしい)ので、それを奪い取り、授業中、片手に嵌めたまま、指導添削。よい評価は自分で誉め、悪い評価はランスが担当する。

 手踊り人形が企画書をチェックし、説教する。

 怪しい授業である。しかし、間違って入ってきた生徒が、ふつーに「授業中ですか?」と流して去っていくあたり、うちの学校も凄いな。
 ちなみに、我が家には、娘より長く家にいる猫のテオ(正式名称「テオドール(Theodore)」)と、最近、購入されたチワワのくーちゃんがいる。くーちゃんはアイフルのCM通り、目がうるうるなので、生徒指導には向かないなあ、と思いつつ。

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