妄想少女オタク系
校正攻めが終わったからと言って、暇になる訳もなく……。
『TOKYOミレニアム』とか、リプレイとか、某社企画とか、あれとか、これとか。とにかく、今日も某社の締め切り。明日は合評会作品のチェック予定。
……とはいえ、果てしも無く、本やらコミックやらを読む日々は変わらない。
●妄想少女オタク系 1
コミック・ハイ連載のオタク少女とフツー少年の恋愛コメディ。
ひとり美術部の浅井留美(高校1年生)はヤオイ大好きなディープ腐女子。ある日、クラスの美形少年、千葉とその親友、阿部のふざけあいを目撃、ヤオイ脳で脳内変換のすえ、刺激過剰で気絶してしまう。そんなことを知らぬ阿部は自分とぶつかったためと誤解して、彼女を保健室に連れていき、謝罪する。これをきっかけに、浅井の絵のモデルとなった阿部は、浅井に引かれていくが、ディープな腐女子の浅井の中では、すでに、千葉×阿部のカップリングが完成しており……。やがて、モテキング千葉、美少女の松井を交えて、二人の恋?は迷走中。
粗筋はさておき、設定といい、毎回飛び出す腐女子系のネタといい、ツボを突きまくりで、腹が痛い。
困ったことに、同一設定をリアル前進中の、娘は、アスランとか、鋼とか、「思い当たるネタ」がありすぎて、秘孔を突かれた気分だったようだ。「まっつん、欲しい」とのこと。頑張れ(笑)
●幻想主義
ファンタジー好きの少女とリアリストの少年の出会いを描いたコミック。
中盤の重要なシーンで、TRPGのセッションがそのまま描かれるのが、話題となった作品だが、単行本化されたのを機会に購入、読了。
色々コメントしたい点はあるが、ある意味、微妙な不器用さに好感を感じると言っておこう。TRPGの宣伝用コミックであれば、別の物を求めるが、サブカル的な視線を持った恋愛物ならば、これでよい。個人的には、この父のレベルまでは達しないが、ゲームデザイナーであることと、親であることがどこで合一するのか、そういう点に興味はある。
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