影を走る
三連休(自主設定)ということで、ゲーム三昧してきました。
以前から、シャドウラン第四版を遊ぼうかという話を知人としていたら、GWに、まったく別の場所で、二連続でプレイすることに。その代わり、GWは5日で終わり、今日からまた原稿三昧の日々が始まります。来週から学校も新学期を迎え、さて、どうなることやら。
進んでいる諸般の案件が実現するととんでもないことになりそうである。
●影を走る
3-4日は、ディベロッパーの西上氏を訪れ、打ち合わせ。『真・女神転生X』とか、その他諸般の企画の話をした後、集まってきたWorld Systemsのメンバーを交えてゲーム。『ゴキブリ・ポーカー』とか、『侯爵』をプレイした後、シャドウラン第四版のショートセッションをぐるぐると回す。最初はアーキタイプでいいね、とか言っていたら、猫シャーマンを作り出したり、改造を始めたり。第四版は、第三版から大幅に改修され、コンバット・プールなどが無くなったため、扱いやすくなり、戦闘はかなりスピードアップした。ヒーローポイントに当たるEdgeと、イベントを引き起こすGlitchの関係でドタバタ感が高まった感じもする。
お話は、脱走したメガコーポの科学者を回収しにいくというものだが、第四版の舞台となる2070年代は、あらゆる商品が、無線式のマイクロ・タグで管理されているワイアレスの時代である。
PCも、科学者に付着したタグが発する微弱な電波を追いかけていくが、逆に言えば、タグを追えば、他のメガコーポも科学者を追えるということである。ターゲットを確保した後、タグを外し忘れると大変なことに。
前門のレンラク・レッド・サムライ、後門のヴァンパイア。
5日には別の場所でベテランランナーたちとセッション。殺る気満々のカリカリにチューンした戦闘キャラクターが山ほど。コーポレイト・セキュリティごときでは、STR13のトロール弓術アデプトと、Edge8の回避アデプトがどーにも止まりません。支援のコンバット・メイジはマナ・ボールを外すし……。あと、エレメンタル2体だったかな。
●金魚屋古書店出納帖 上下
古本漫画を題材にした、人情漫画を読了。
昭和の名作漫画を掘り出しながら、現代の若者が漫画専門古書店でほのぼのとした人間ドラマを展開する、というのは、いい話なのですが、まんだらけやBook Offに通う層を生徒に持つ身としては、「ファンタジー」だよねとも思いますよ。正直、昭和30年代(1965-1975)の漫画を楽しめる高校生は、別の意味で稀有な存在かと。
そういう意味で、「三丁目の夕日」に通じる、ファンタジー作品としてはよい出来。
古書店の地下にある無限の漫画本棚は個人的な夢でありますよ。高校時代、本が自由に読みたくて、物置兼書庫に住んでいたことがあり、あの時代は幸せであったと思いました。
続編もあるので、今度探してみようと。
●BLEACH 22
人気の死神を高校生として、主人公の高校に編入させる、というのは雑誌連載時にヤラレタと思いましたよ。同人ネタを、商業クオリティで実現されるとうわああって感じ。ぜひ、更木剣八のガクラン姿を!……というか、今のアニメ版のOPはまさにその妄想に答えてますなあ。
●きっとすべてがうまくいく
Young Animalと同別冊「嵐」で連載中の美少女漫画家、甘詰留太の短編集。ぎりぎり18禁にならない「ヤング・コミック誌」に掲載された短編を集めたもので、表題作は年の離れたカップルの行方を追う前後編。お薦めは美少女ゲームの声優の話「あ行のプロ」、クラスの文藝美少女と妄想交換日記をする「僕の○○ペット」。
●その他読了した漫画
・DeathNote 11 最終対決前夜。
・バーテンダー5
・王様の仕立て屋 10
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