日々雑記:比叡山炎上、骨伝導携帯
『クトゥルフ神話TRPG 比叡山炎上』が絶賛発売中です。
●付属シナリオの隙間を埋めよう
『比叡山炎上』には、3本の付属シナリオがついています。
「比叡山炎上」 元亀2年。比叡山焼き討ち前夜の威力偵察&潜入物。
「松永弾正謀反始末」 天正5年。松永弾正が二度目の謀反を起こした背景に迫る調査物。
「安土黄金城卍返し」 天正10年。消えた濃姫を探し、安土天主閣の謎に迫る捜査物。
それぞれの探索は、独立した冒険としてプレイできますが、いずれの場合も、探索者は織田家中の者となりますので、キャンペーンとしてもプレイできます。「比叡山」と「松永」は木下藤吉郎秀吉の家臣、「安土」は明智光秀の家臣ですが、寄騎(よりき)として軍団間を移籍することもあったので、問題はありません。
ぜひ、皆さんには、これら付属シナリオをプレイして欲しいと思います。
そして、より長く『比叡山炎上』を楽しむためには、付属シナリオの間を埋めるように追加シナリオを作るとより楽しくなります。
例えば、武田信玄の上洛や石山合戦(およびそれに伴う佐久間追放)、天覧馬揃え、ヴァリニャーノとの対話、上杉謙信の怪死、毛利との改選など、ネタには困らないだろう。
ああ、私も28日のシナリオ、作らないと。
対・信玄ネタか、長篠の戦いあたりかな。信玄上洛戦の背後で起こった岩村城落城事件とか面白そうである。岩村城は、信長の若い叔母が、夫の死後、女城主をしていたが、武田の武将、秋山信友に下り、その妻となった。秋山と叔母は信玄の死後、落城した際に、磔にされるのであるが、ここで起こった感情のもつれを考えると色々ネタになりそうである。
さて、どうしようか?
●功名が辻 天魔 信長
NHKの大河ドラマ。仕事の傍ら、土曜日午後の再放送を見る。
もはや安土城を完成させ、狂気の覇王と化す信長。安土黄金城の天主閣で、どこかいっちゃった目をした信長(舘ひろし)とお市の方(大地真央)の会話が狂気めいていてよい。
信長「市、ここには世界の全てが描かれておるわ!」
市「兄上が、赤を好まれるようになったのはいつの頃からでしょうか? この城には自然の美と人の手による美が一緒になっておりますな」
濃姫(和久井映美)は、この兄妹の狂気めいた言動にもはやついていけず、常識人で幼なじみの明智光秀を思い、横笛を抱きしめる。
竹中半兵衛が病没、なかなか見逃せない展開ですな。来週は荒木村重謀反の後編。間もなく本能寺か。
●骨伝導携帯
今朝の新聞で、Docomoの一面広告で指輪型の骨伝導携帯の試作品を美しい女性が装着している写真が掲載されていました。
以前、紹介した指輪型携帯電話です。→昨年の記事
人差し指に大き目の指輪をつけ、その指を耳の穴に突っ込んでいる美女の横顔は写真が美しいだけに、違和感というか、奇妙な雰囲気が漂い、サイバーパンクの世界の到来を感じさせます。昔、早川のSF文庫あたりで見たような気分がします。
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