日々雑記:『比叡山炎上』、メール、頭にゅるにゅる
色々ジタバタ中。
某・原稿も大騒ぎの上、JGC2006に向かってスケジュール調整が始まり、『真・女神転生X』と『比叡山炎上』と『深淵』とアレも……、という感じで、睡眠時間が厳しそうですが、ご迷惑をかけない範囲で、頑張りますよ。
諸般の関係でメールや電話。来月に入ったら、入ったで大騒ぎな予感。とはいえ、これはうれしい悲鳴なので、その分、頑張らねば。いずれ詳しく。
そんな訳で、ご挨拶に行きたい人もいるのですが、すいません、落ち着いたら、きちんと顔を出します。
7月中旬に、関西方面へ行くことになりそうです。スケジュール調整の相談をしたら、逆に、ついでに、「~~にも行って来い」てな話もあり、どこかのショップのイベントに突然出ることになるかも。
●メール障害
時折、朱鷺田からのメールが届かない、という報告があります。
Ez-Webのような携帯メール、あるいは、大学アカウントなどに多いので、どこかで引っかかるような原因があるのかな? 仕事関係ではあまり発生していないようですが、どうも朱鷺田から、来るべきメールが戻ってこないという方はお手数ですが、しかるべき番号にお電話下さい。
●『比叡山炎上』:伴天連の術
『比叡山炎上』発売から1週間。諸方面より、「買いました~」というメールやお電話をいただき、ありがとうございます。中には、「伴天連の術はどう取るんじゃい?」てな質問もありましたが、いずれ正式なFAQをR&Rあたりに出しますので、少々お待ちを。それまでは、以下の対応で。
「伴天連の術」は「伴天連」および「切支丹」が習得できる。
なお、キーパーは、シナリオの状況により、「伴天連の術」はNPC専用としてもよい。
●『比叡山炎上』:没になった術
これで終わるのもなんなので、メイキングの話を少々。
『比叡山炎上』は『クトゥルフ・ダークエイジ』と同じく単体でゲームが出来ることを前提とした体裁の上、176Pという制限があり、普段、300P(『真・女神転生X』)でゲームを作っている朱鷺田ですので、色々企画したものの、書けなかったり、没にしたりしたネタがたくさんあります。(とはいえ、制限をなくすと、『ブルーローズ』みたいに512Pとか書いて、編集者に怒られたりする訳ですが……)
そのあたりを少しずつ、ここでも紹介しておきましょう。
「4億年前から始まる、クトゥルフ神話的な日本史」とか、脳みそがかなり腐ったものはさておき、没になった術の一端を。受けがよければ、いずれ記事で大幅補完したいところですが。(それがクトゥルフかといわれるとアレですが)
《泰山府君祭》
死者を復活させる。閻魔大王とのPOWの抵抗表ロールに勝つことが条件。閻魔大王をアウター・ゴッドにするかどうかの問題が解決しないため、削除。……というか、どうやったら、ロールに成功するかが不明。
《河童の招来/接触》
タイトル通り。この手の招来、接触、支配の呪文はSecret of Japanに多々あるのですが、戦国ではなくなってしまうので、削除。妖怪大戦争系の忍者サプリメントを作る機会があれば……。
《触手》
触手が生える異能。どう見てもNPC用だが、忍者が取りたがる。
PCを見て、NPCの農民の娘が〈正気度〉ロールをする、状況が頻発し、保留する。
こういうネタが欲しい!という方はぜひ、エンターブレインに投書を!
個人的には、武田信玄とか上杉謙信とか真田幸村のネタが書きたいですねえ。
●頭にゅるにゅる
クトゥルフ話の続きではありませぬ。ここからは水曜日の学校の授業メモ。
ライティングということで、今回もテキストを読ませたので、紹介メモのみ。
・八号コウ(穴カンムリに告)の手 南條竹則
異形コレクション『酒の夜語り』より。
中国の酒にまつわる怪談。
・頭にゅるにゅる 中島らも
同じく『酒の夜語り』より。中島らものアル中体験に基く短編。
ほぼノンフィクションなのが凄い。
・檸檬 梶井基次郎
友人より、梶井の『檸檬』の文体が、ラヴクラフトに似ている、という話を聞いたので、ホラーと一緒に読んでみるという実験。あ、確かに似ているのだが、こっちは叙情的な芸術テロリストでありますな。
●柳生十兵衛七番勝負 天草の乱
NHKの木曜時代劇である。昨日が最終回。
天草四郎も伝奇ネタとしては面白いですね。確か、晩年の宮本武蔵も、天草の鎮圧側に参加していたはずで、柳生十兵衛VS老人の宮本武蔵もみたかったかな。いや、それは『魔界転生』か。
次からは次郎長。実はこの人がまた幕末の人だったりするのですが。
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