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July 20, 2006

バトルテックとレベリオン

 何とか『TOKYOミレニアム』終了。ほっと一息。
 いずれ近くなったら、プレビューをば。

 火曜日、水曜日は学校でしたので、そのメモを。

●バトルテック
 アナログ・ゲームの授業は、シミュレーション・ゲーム入門ということで、「バトルテック」。
 遥かな未来を舞台に、銀河帝国の遺産というべきバトルメックを使って派手に戦う地上戦系リアル・ロボット物。ミリタリー系ではない初心者には手軽に進められるいいシミュレーション・ボードゲームですが、FASA亡き後、当然、絶版でして残念。
 戦術って、なんでしょう? という女の子が、軽量級で突進して、タコ殴りにされ、弾倉に直撃を吹き飛んだり、装甲に頼って正面から砲撃戦を挑んだ重メックがいきなり1撃目で、頭部に粒子ビーム砲を喰らってパイロットが蒸発したり、私も人数あわせで参加、バトルマスターで全門斉射して、3ターン目にエンジンが止まりそうになったり、ローカストでバトルマスター、グリフィン、マローダーの重メック軍団の前を突っ切ったり(陽動担当)、いや、楽しいゲームですねえ。

 次回はひとり最大100トンのメックを選んで本格チーム戦。

●SFとか、サイバーパンクとか
 火曜夕方からのファンタジー概論はSF。
 本来、解説し始めるときりのないジャンルであるが、とりあえず、19世紀の科学啓蒙の時代、SFのもたらした発想法、世界設定の面白さという話を少し。P・K・ディックの「逆まわりの世界」の話。
 その後、ディストピア物ということで、先週、地上波初放映されたばかりの「レベリオン」、「ブレードランナー」を実ながら、ディストピア物とサイバーパンク物を解説する。
 いや、ガン=カタはいいぞ。

●小学生向け雑誌
 水曜日のライター科は、1、2年生とも「小学生向けの雑誌」を持ち寄って、読みながら、その雑誌のためのコラムを書くという実習。1年生は熱心で気づくと、小学1年生から6年生まで全部揃った上に、コロコロ、ボンボン、ブンブン、ちゃお、なかよし、テレビくんが揃う。

 『小学六年生』は相変わらず、シュールな構成である。
 冒頭より以下のような感じ

 ・ポケモンのカードが付録
 ・動物の森攻略
 ・関ジャニのライブ・レポート
 ・「日本沈没」にあわせた災害特集、プレートテクトニクスの解説付き
 ・ゆかたでデート
 ・12歳の少年が主人公のビジネス漫画 (なぜか女装しておもちゃショーでキャンガル)
 ・歌舞伎役者の人生を紹介するコミック
 ・名探偵コナンの防犯テクニック

 などなど。
 現役入学した18歳でさえ、「こんな雑誌だった?!」と驚く内容である。

 雑誌をリサーチして記事を書く実習は、色々世界を広げてくれるので、またいずれやろうと思います。女性向けファッション雑誌とか、中高年向けの趣味の雑誌とか、割とクラクラしますね。

◆復刊ドットコム 深淵復刊投票中

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