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August 21, 2006

JGCレポ8:R&R新作発表会(シャドウラン、『真・女神転生X』)

 『比叡山炎上』のセッション終了が1350、1400より『TOKYOミレニアム』サイン会をこなし、さて、1500より、最後のイベント『R&R新作発表会』です。
 他のゲストさんからもずいぶん衝撃的な発表があったのですが、私の関係は、シャドウラン第四版と『真・女神転生X』関係です。

●シャドウラン第四版 翻訳決定
 2005年、アメリカFanpro社より刊行されたシャドウラン第四版の翻訳をさせていただくことになりました。
 出版元はアークライト/新紀元社。

 刊行は2007年春の予定。
 これは先週のGenConでアークライトとFanproの打ち合わせがあり、決まったばかりです。
 すでに、複数のベテラン・シャドウランナーたちの協力を得て、翻訳作業が開始されており、『真・女神転生X』でのパートナー、西上君も手伝ってくれています。以前より、春刊行も考えておいてとは言われていたので、何とかできるかと思いますが、年内はそういう訳で色々大変ですよ。

 10年ばかり前、安田均先生や江川晃先生が辿った苦労の道を今、辿っております。本来、第二版を富士見書房で出版された皆さんが担当するのが筋かとは思いましたが、今回は譲っていただきました。
 ありがとうございます。
 私も若い頃にハマった好きなゲームの新版に関われるということはうれしい話であり、また、緊張するものです。頑張りますので、皆様、ご支援をお願いいたします。

●今後の展開

 R&Rを中心にサポートを展開する予定ですが、具体的な動きは来年に入ってからの予定です。
 9月中旬のR&Rに、翻訳決定の記事がちょっと載ります。
 日本における展開の内容については、Fanproとの協議をしつつ、アークライトと調整中です。ゲームの舞台としては、すでにサプリメントとして、シアトルと香港を舞台にした『Runner Havens』が出ており、東京に関しても、来年春に出る企業サプリメント『Corporate Enclaves』でサポートされる予定ですが、現在、この東京設定に日本サイドが協力するという話が出てます。英文サプリでどこまで内容に関与出来るかはまだ未知数の段階ですが、少しでも日本のプレイヤーが遊びやすいようにできれば、と思っています。

●『真・女神転生X』関係

 さて、『真・女神転生TRPG~魔都東京200X~』の関係です。

 まず、『TOKYOミレニアム』がJGC2006で先行発売されました。今週から来週にかけて、店頭に並びます。内容は原作2の前半、ミレニアムを舞台にしたもので、ロウサイドの強化がテーマです。
 皆さんからの投稿からも採用させていただきました。
 多くの投稿ありがとうございました。

 次に、原作2の後半、魔界を扱う『セフィロトの魔界』(仮称)が予定されていますが、これは年を越すと思います。こちらではカオスの反撃を扱う予定です。
 引き続き、投稿を募集しております。
 投稿はJIVEの質問コーナーからよろしく。

 リプレイの企画は2本進んでいます。
 西上柾のシリーズ・リプレイはついにミレニアム編へと向かいます。これから執筆ですので、冬になるかと思います。
 その他に、私が執筆する『聖華学院退魔生徒会』(仮)が進行中。これはテストプレイ時代から、カジュアルなゲームの仲間で遊んできたライトなタッチのキャンペーンをまとめた『真・女神転生X』リプレイです。L5異能者から始めて、学園の悪魔事件を解決するものです。現在、執筆中ですので、これは秋の中頃にはお届けできるかと思います。

●JGC閉幕
 こうして、JGC2006は終わりました。
 多くの方にご協力いただき、多くの方からご支援をいただきました。ありがとうございます。
 また、多くの皆さんとゲームをプレイでき、多くの方から話しかけていただき、自分の仕事を再確認できる貴重な機会となりました。やはり、ゲームはいいですね。
 参加者の皆さんはいかがでしたでしょうか?
 皆さんの三日間が楽しいものであったことを願います。

 では、また、イベントでお会いしましょう。

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