JGCレポその4:クトゥルフ・トークショウ
さて、6時まで『深淵第二版』のGMをした後、2時間ほど仮眠を取って、10時から『クトゥルフ・トークショウ』へ。
坂本雅之氏、内山靖二郎氏を交え、アークライト宮野氏を司会に、色々話す。
私の担当は『比叡山炎上』ですが、適宜、いい加減なチャチャを入れつつ、裏話を話す。
GenCon帰りの宮野さんがアメリカでの新作を紹介したり、内山さんのクトゥルフ・リプレイ『白無垢の仮面』が間もなく発売とか、『エンサイクロペディア・クトゥルーニカ』の翻訳決定とか、色々重大ニュースがあったような気がしますが、メモがないので。詳しくは来月あたりのR&Rで。
●『比叡山炎上』企画裏話
『クトゥルフ・ダークエイジ』日本語版として企画が始まった『比叡山炎上』ですが、いくつか没になった企画もあります。例えば、信長時代という話のほか、1605年、豊臣と徳川の東西対決時代、いまだ建設中の江戸を舞台に、『真田十勇士VSクトゥルフ』という企画を考えていました。
切支丹禁止前、関が原後というまた微妙な時代なので、色々遊べていいんじゃないかと。
ええ、没になりました。
●クトゥルフと新撰組
色々話した後、観客の方から「明治維新や幕末を舞台にしたクトゥルフものを」という声が。
ええ、もちろんそういう企画も立てたことがありますよ。
朱鷺田 「日本版ガスライトってことで、クトゥルフVS新撰組ってどうですか?」
担当さん 「いや、それは『上海退魔行』でやりませんでした?」
いや、まあ、その。
それにくじけず、黒船来寇5年後の横浜~江戸~京都が面白いぞとかアピール中。
特に横浜は外国から来た自称・冒険商人の若僧ばっかりで、本当に混沌とした感じで面白いんですよ! スネル兄弟なんて10代後半の癖に、外交官代理やったり、牛乳売ったり、町のど真ん中で競馬をしたり。
その他、読者の皆さんから、どんな製品が欲しいか、要望を聞いたりと。そんなこんなで、1時間はあっと言う間でした。
◆復刊ドットコム 深淵復刊投票中
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