平成の巫女、バッテリーVI
JGCから一週間。リズムも戻ってきましたが、気づくと8月も末で、〆切り攻勢も再開、ジタバタ中。また少し、更新が滞ったら、頑張っていると生暖かく見守って下さい。
娘や息子も、夏休みの宿題に追われ、今週は『ペルソナ3』封印かと家族会議をしたりしなかったり。泣けるイベントが続いているので、ここで止めるのは色々辛いのですが。
●ボウリング
日曜日はわずかな夏休みということで、家族でボウリングに行く。
小学生の息子がいたので、両端の溝を埋めた「ノーガーター・レーン」という、ズルッコイ感じのするレーンで2ゲームほど。おそらく学生時代以来なのであるが、ノーガーター・レーンのおかげで、ストライクやスペアも出て、何とか100を超えられた。途中、ビリヤード理論が頭をよぎるのはいかんなあ。
●平成の巫女
ビジネス・ライター佐野裕氏が、現代の巫女さん事情をインタビューで解説した一冊。
「巫女として神社に就職したら、どうなるの?」
という素朴な疑問に答えてくれる一冊。神職である巫女を、四つの神社に勤める巫女にインタビューしたもの。個人的に、後書きは執筆の苦労を偲ばせるので、非常に共感する。
ちなみに、巫女さんとしての適性の第一は「清潔感のある人」だそうだ。
●バッテリーVI
あさのあつこさんの野球青春物の完結編。文庫化が待ちきれず、古本屋でGET。
生徒たちが仕掛ける練習試合を実現するための、上級生同士の心理戦とか、割と濃い描写が多い。このまま、野球を続けると抜けられなくなるから、というM君のやたら深読みする性格は、中学生かい?とも思う反面、中学生はそれほど子供じゃないというのもまたリアル。
個人的に、主人公の弟と子犬の話は、実体験に被るので泣けるね。
●げんしけん 8
「オタクだから恋をした」。
荻上編続き。恋愛編の決着。ずいぶん書下ろしが多い。
恋人や夫婦は趣味が一緒か、互いに許容できる範囲がいいですよ。結局、長い時間を共有するのだから。そういう意味で、本とか、アニメとか、音楽とかは互いが好む範囲が似ていたほうがよいでしょ。
夏冬に巡礼していいかどうか、とか、新居に何が必要とか。
荻上の過去は色々痛いのであるが、それはありえる世界なので、注意。
最終巻は12月。
◆復刊ドットコム 深淵復刊投票中
The comments to this entry are closed.
Comments