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September 11, 2006

リプレイ中、レゾナンスと文学少女

 『真・女神転生X』リプレイ執筆中。
 調べ物モードと並行なので色々大変。

●ボーイズラブは和製英語

「ボーイズラブの英語はBoys Love?」
と、某編集さんからメール。
 いや、確かに、ボーイズラブは「Boys Love」または「Boy's Love」であるが、困ったことに、和製英語である。
 英語表記の場合、このままではいわゆるBLにはならない。しかたないので、海外では逆にジャンル名を「Yaoi」とか書いて、リアルな同性愛とは区別している。本の書名にするなら、Boys Loveとか書かずに、恋愛映画っぽく決めるのがよいのではないかなと。

●レゾナンス1 夕色の墜落

 第10回スニーカー大賞優秀作。
 だから、買った訳ではなく、タイトルの「レゾナンス(Resonance/共振)」が、シャドウラン第四版で新設されたテクノマンサー専用の能力値と一緒であったから、というかなりいい加減な理由でしたが、ある意味、最近では少なくなった「ストレートな現代超能力(青春)物」で、かなり楽しめた。
 主人公がかなりダウナーな人物で、脳に寄生した超能力源を制御するため、抑うつ剤系の薬を多用したり、年上の美人監護司に頼ったり、全体にトーンがダウナー系だが、そこが魅力でもあり。

●”文学少女”と死にたがりの道化

 文学が好きで好きで、そのため、本そのものを食べてしまう”文学少女”と、なぜか”美少女作家”としてデビューし、多くのトラウマを抱える少年の話。少年が「ラブレターの代筆」をする羽目になったが、なぜかそんな人物は学内におらず……。
 太宰治の絡め方がうまいなあ。

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