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October 22, 2006

日々雑記:七夕の夢、その他

 あいかわらず、バタバタ中。 
木曜日に、とりあえず、『真・女神転生X』リプレイの第二校正を戻し、『海の神話』のネレイドの数を数え直し、金曜日には、学校に行って、土曜日には『真・女神転生X』のキャンペーンでした。
 モバイル・コンテンツで苦戦中。『巫女本』も資料と格闘しつつ、メモ原稿を作成、知人のライターに発注する用意もしつつ、英語モードにきちんとシフトせんとね、とか思っております。

●イベントその他

 いくつかメールを書いたり、受け取ったりしながら、スケジュール調整中。ちょっと体調が悪いけれど、恩義を受けたり、会っておきたい人もいたりするので、倒れない程度に前向きに伺う方向で。こういう商売なので、できるだけ色々な人とゲームしたいところ。

 とりあえず今月末の10月29日は東京深淵CON~シキサイ~へ行き、「深淵第二版」のGMの予定。シナリオは未定ながら、頭の中身が巫女っぽくなっているので、心の欲求に逆らわない方向で。

 今週金曜日の夜はタナトス6のボードゲーム会。
 学校を終えてから行くので、おそらくヘロヘロな気がする。
 11月は変則でズレるらしいので、注意。

●七夕『真・女神転生X』

 土曜日は『真・女神転生X』。 まもなく刊行予定の『退魔生徒会』のメンバーで、TOKYOミレニアムやR&Rに載ったカスタマイズのデータを取り込んで、七夕の夜から始まるホノボノ・シナリオ。バチバチいったり、悲鳴を上げたり、ちょっとパワーバランスが派手ですが、まあ、そこはそれ。

 人間用スキルの「愛用の武器」と「トレードマーク」は目立ちませんが、強力ですから、ぜひ、ご愛用を。

●伝奇物サプリメント

 前回、コメントした『真・女神転生X』FAQへの要望のご意見の中に、「ぜひ、現代伝奇物のサプリメントを!」というものがありましたが、皆さんの求める「現代伝奇」とはいかなるものでありましょうや?
 『真・女神転生X』は『魔都東京200X』という通り、もともと現代オカルト・アクションなのですが、さらにこのあたりをサポートして下さい、というお声を聞かせて下さると助かります。

●男脳、女脳

 金曜日は学校。
 ライティングの授業では、『話を聞かない男、地図の読めない女』から、男脳、女脳テストをして見る。この本は男女の性差や、性意識の偏り(GIDも含めて)は、すべて脳の構造によるものだ、とする若干擬似科学系のベストセラー本であるが、わりと男女の足りないところがツボにはまる本である。
(ええ、私は冷蔵庫の中のバターを探せませんよ)
 こういう本のテストというのは、あくまでもネタであるが、時々、やってみると面白い。
 ちなみに、私は35点。かなり「男」……というか、「漢」。

 おかしいなあ。

●大虐殺

 やたら疲れた顔の生徒がいるので、話を聞くと、ポケモン爆走中。うちの学校はゲーム専門学校ですから、しかたないんですが、プレイ時間1200時間、倒したポケモンの数が2000匹以上というのはなかなか凄い。(ポケモンは倒した数が記録される)

 帰って息子に聞くと、プレイ時間60時間、倒したポケモンは1500匹以上。
 この数を聞いて、思った台詞が「大虐殺」。

 いや、ポケモンは気絶しただけで死んでないから。
 
●街の博物誌

 授業のテキストとして、河野典生の現代ファンタジイ連作短編集「街の博物誌」(昭和54年刊行)より、「ベゾアール・ゴート」を読んでもらう。健康に目覚めた40男が、大豆豆乳や山羊の乳を売り始めたことから、ご近所に広がっていく異変の話。今から30年前なので、豆乳事態が一般的でなかった描写が見えるが、そこで起こる不思議な出来事は今も新鮮である。
 ファンタジイとして読んだ人もいれば、ホラーとして読んだ人もいて興味深いものである。

 残念ながら、今は絶版だそうだ。

●想像力を生かす

 テキストの最後に、シギサワカヤの「箱舟の行方」より、1ページコミック「ウィークエンダー」を紹介する。男と女の微妙な愛の瞬間を切り取るコミックである。詳細は言わないが、オチを恐ろしいと読めるならば、よし。こうする女を可愛いと読めるならば、それもよし。真ん中のコマの喘ぎ声を音読するのはちょっとお子様かな。

 こうした「読み」に必要なのは想像力。
 それは、そのまま、説明能力に反映される。

 今回、生徒が拾ってきたネタの中に、世界一直線がながい鉄道というものがあった。
 オーストラリアの平原を走る鉄道で、直線部分が3900キロという。
 それだけで凄い!ともいえるが、ライターとしてはその凄さを実感させてほしい。

 例えば、この距離は日本列島より長い、と比較すれば、驚きは増える。

 あるいは、計算してみる。

 時速100キロで走ったとしても、39時間曲がらないのだ。
 それはなかなか凄い。

 テーマの意味をもう1歩進めて考える。それが必要である。
 悩んだら、5W1Hを補ってみる。

●シグルイ7

 血しぶき舞う剣術物語もついに、コミック第七巻へ。
 双龍の過去が語られ、虎眼の敵討ちへ。

●CAPETA 12

 アニメ化されたレース少年のバトルも、終盤へ。
 ついに、ワークスマシンで出場。

●ネギま! 16

 学園祭編も大詰め、っていうか、怪獣大決戦へ。

●BL日本史

 以前、ここでコメントした企画「BLでわかる日本史~幕末編~」が、10/25、夏目書房から出版されることになりました。結局、企画を私が行い、新人BL作家さんの鷹峰りんさんに実際のテキストを書いていただきました。表紙は、めんじょう円さん。
 内容はタイトル通りで、愛らしいめんじょうさんのイラストとは裏腹に、ハードBLなので、このBlogを主に読んでおられるであろうTRPG方面の方には、特に推奨しませんが、鷹峰さんにとってはデビュー作なので、興味のある方はこっそり買ってあげて下さい。聞けば、似たようなタイトルが別の出版社からも出るそうで、考えることは意外に、みんな同じものだと。

◆復刊ドットコム 深淵復刊投票中

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