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November 24, 2006

二分化された巫女像、メガテン小説

 色々煮詰まった感じで作業中。東京の地形を見直したり、巫女の資料を読んだり、英語の資料を読んだり……。

●近々のスケジュール・メモ

 11/24の金曜日は1日、学校。
 11/25の土曜日の夕方から、大分へ。内田君がまた呼んでくれたので、宇佐八幡神宮取材を兼ねていくことになりました。日曜日は、『深淵第二版』のGMを。初心者が多いとのことで、分かりやすい道中物の渦型をしようと。翌月曜には宇佐神宮を見て帰ってきます。
 急ぎの連絡は携帯まで。

12月8日 タナトス6フライデイナイト   
 アトリエサードの夜のボードゲーム会。
 メインゲストは鈴木銀一郎先生。

12月17日 知人の内輪のゲーム会で『真・女神転生X』のGM。高レベルをよろしくとのご依頼なので、20~30レベルあたりの現代退魔物を予定。

2007年1月28日 深淵CONシキサイ  おそらくGM参加。行けるように調整中。

●二分化された巫女像

 水曜日、恵比寿で「巫女」本の手伝いを頼んだM君と打ち合わせ。世界各地の巫女文化についての話をする。アジア系は何とか見えてきた感じである。

 日本の巫女文化は、神社にいる祭祀補助者「神道巫女」と、憑依降神儀礼を実践するシャーマネスの「憑依巫女」に分かれるのであるが、これが非常に二極化した存在である。巫女=シャーマネスという視点を取ると、そこには、常に、「聖婚儀礼」や「エクスタシー」のイメージがあり、現在のストイックな「神道巫女」のほうが、世界的にはイレギュラーな存在とも言える。
 ここをうまく書かないといかんなと。

●ペルソナ3 オワリノカケラ

 最近、出た『真・女神転生』系の小説を2冊立て続けに読む。
『ペルソナ3 オワリノカケラ』はP3の前日譚で、ゲーム開始前1ヶ月を描くもの。ゲームの主人公はまだ転校していませんので、この物語の主人公は真田先輩。シャドウに狙われたある人物を救うために、戦うのだが、ストイックで天然なところが非常に素敵である。荒垣、美鶴、ゆかりらのキャラクターも、ツボを押さえた登場シーンがあり、原作にハマった身としては感動する展開でした。
 『ミスティックMAD』でデビューされた新人作家さんですが、ペルソナへの愛を感じる筆致でした。

●デビルサマナー葛葉ライドウ 対 死人驛使

 これも『葛葉ライドウVS超力兵団』から見れば、前日譚にあたるオリジナル・ストーリー。東京都内に出没する死人に関する事件を、ライドウが解き明かす、というものだが、どちらかというと、超人バトルもの。本能寺に遡る葛葉の暗闘が描かれたり、初代葛葉キョウジが乱入してきたり、蕪木統文先生、好き放題やってますね。

●鋼の錬金術師 15

 戦争というより、殺戮の記憶。
 やっと明らかになる「焔の錬金術師」とリサ・ホークアイの過去。
 陰鬱な展開ですが、ついに傷の男の過去も語られ、現実の世界での反撃へ向けて、それぞれが時を過ごしていく訳です。

●NHKにようこそ 06

 究極のひきこもり落下生活を描くコミックも6巻目。
 天使が見えたり、ネトゲに逃避したり、実家の両親に病院へ連れて行かれそうになったり……。えーーっと、ここんところ、引き篭もって、原稿を書いている身には妙に辛い話ですよ。

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