『真・女神転生X』退魔生徒会Q&A(仮)
聖華学園退魔生徒会 Q&A(仮)
『聖華学園退魔生徒会』付属の追加ルールについて、いくつか質問のメールをいただきましたので、回答します。これは仮の措置です。公式なQ&Aは、正誤表とまとめて、公式サイトに掲示しますので、これは「仮の回答」だと思って下さい。「ペルソナ使いとソウルリンク」、「総攻撃チャンス」は重要な修正を含みますので、使用する際は、ぜひ、ご導入下さい。
●総論
Q:「お父さん」と呼ばせて下さい。
A:許さん!
Q:「娘。」のために、レベルの高い悪魔を作成して上げるのは、親馬鹿だと思いますが?
A:「親馬鹿」は認めます。その上で、悪魔PCは人間PCより、5レベル程度上の方が、チームのバランスはよくなります。これは悪魔PCの項目で推奨されるオプション・ルールです。
●絆ルール
Q:武器への絆として、拳など素手への絆を設定してもよいか?
A:よい。絆の対象として「素手格闘」という武器カテゴリーを認める。これを「拳」などとキャラクターにあわせて呼んでもよい。
Q:「武器への絆」と「得意な行動(スキルへの絆)」は重ねてよいか?
A:よい。
Q:魔晶武器への絆は、「武器強化」「見切り」「真武器強化」とつながる。「魔晶剣」「魔晶銃」の場合は分かるが、「魔晶手甲」「魔晶盾」「魔晶杖」の場合は?
A:「魔晶手甲」の場合は、素手強化の側面があるので、「魔晶剣」と同様に扱う。「魔晶盾」は「武器強化」と「真武器強化」によって、「防御修正」と「威力修正」が上昇する。「魔晶杖」の場合、「武器強化」の代わりに「ブースター」を、「真武器強化」の代わりに、「ハイ・ブースター」を習得する。
Q:「ファッションへの絆」と、R&R26号掲載のカスタマイズ「トレードマーク」を併用しても構いませんか?
もし、可能ならば、第三話の鱗君はもっと強かったのですか?
A:最初の質問への答えはYes。ただし、カスタマイズ1個につき、価格が2倍となり、GPが5上昇することになるのを忘れないで下さい。
第三話の段階では、R&R26号のカスタマイズのルールは導入されていませんが、もし、そうなっていた場合、鱗君はレベル10のキャラクターで、白衣はファッション(GP1)、1個のカスタマイズでGPが6なので、物理防御点+7、魔法防御点+3のボーナスを受けていたでしょう。
Q:絆ルールを、勢力ルールと併用してもよいですか?
A:絆ルールは勢力への貢献ポイントのルールを拡充したものです。絆ルールを導入する場合には、勢力への貢献ポイントから、絆のレベルを換算して下さい。また、勢力への絆は10レベルを超えることになりますが、その場合、最大を10とし、余剰を第二の絆として下さい。
●ペルソナ使いとソウルリンク
「ペルソナ使い」と「ソウルリンク」に関する記述に矛盾がありました。
「ソウルリンク」の項目から、「ペルソナ使い」を削って下さい。ペルソナ使いのペルソナは、その絆に関わらず、PCと同じ経験点をもらって成長できる、として下さい。
●ペルソナ使いの取得スキル
ペルソナ使いは、取得スキルを選択する際に、ペルソナ悪魔の行動欄のうち、スキルを使わない行動(素手攻撃など)、および、「格闘武器」「射撃武器」、さらにNPC専用スキルを無視してよい。
例えば、レベル3の屍鬼ゾンビ(基本ルールP200)をペルソナとして得た場合、「素手攻撃」「武器攻撃」を無視し、最初に「かみつき」を、次に「毒ひっかき」を習得し、屍鬼ゾンビのスキルを完全に習得したことになる。もはや、ペルソナを変えても構わない。レベル1での追加スキルもペルソナからの習得に当てれば、レベル3で完遂となる。
次に、レベル8の屍鬼ゾンビコップに切り替えた場合、まず、「スーパーショット」を、次に「毒ひっかき」を習得し、スキルの完遂となる。すでに、「毒ひっかき」を習得していた場合でも、それは習得しなくてはならないのであるが、重なったので「特定スキルの強化」に変化する。
●オプション:覚醒とペルソナ使い
ペルソナ使いは、各レベルでつけられるペルソナの可能性が変わるため、やや高めのPCを製作する場合、どのレベルまでのペルソナをつけられるか、運能力値の成長と合わせて、記録しながら進めなければならない。特に、異能者から覚醒者への覚醒を考えにいれると複雑怪奇なものとなる。
そこで、以下のオプションを推奨する。
7レベルで「ペルソナ使い」として覚醒するものとし、レベル7の運能力値を元に、ペルソナを設定、クラスからの取得スキルは「ペルソナ」および選んだペルソナのスキル2個とする。望むならば、レベル1での追加スキルも、ペルソナからの取得に当ててよい。以降、スキル完全習得までレベルと能力値の成長を進め、完遂した次のスキル習得機会があるレベルの直前(1レベル前)でペルソナを切り替えたものとして、進める。
【例】ペルソナ使い=魔術師のクロウは、クラスの初期能力値の合計が「力3、魔7、体3、速4、運3」である。7レベルを割り振り、魔12、運5まで上げた。7レベルで覚醒したということで、7+命運上限値6=13ということで、13レベルまでの悪魔の中からペルソナを選択し、そこからスキル2個を得られる。クロウは夜魔インプを選択、レベル1の追加スキルも使用することにして、「ザンマ」「ドルミナー」「スクンダ」を習得した。レベル10で「一分の魔脈」を、レベル13で「耐呪殺」を習得し、スキルを完遂するので、次のスキル取得機会であるレベル17の直前、レベル16でペルソナの切り替えをしたとして扱う。クロウは9レベル分の能力値成長を割り振り、魔21とした。命運上限値は6のままなので、22レベルまでの悪魔がペルソナとして選択できる。クロウは妖鳥ケライノーを選択し、「ジオ」「ムド」「ラクンダ」「ひっかき」の順に取得する。追加スキルも使用すれば、レベル27で完遂する。次の切り替えは29レベルとなる。
●絆シーンの簡略化・補足
サマナーは悪魔召喚をすることで、簡略化された絆シーンと見なすことができる。ゆえに、召喚するたびに、貢献ポイント1点を得てよい。アウトサイダーは悪魔変身をすることで簡略化された絆シーンと見なすことができる。ゆえに、悪魔変身するたびに、貢献ポイント1点を得てよい。
●総攻撃チャンス
総攻撃チャンスは、敵全員が回避不能となった瞬間に1回だけ発生する。
総攻撃チャンスでも、総攻撃を選択する義務はない。選択しない場合、通常の手順で戦闘が継続される。
このルールの末尾に以下を追加する。
「総攻撃を受けた場合、生き残った敵キャラクターは、回復判定に自動成功する」
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