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January 04, 2007

日々雑記:神杉の風に

 今日はゲームネタではなく、簡単に日記のみ。

 実家より帰宅。

 帰宅すると、仕事場にFAXあり。
 新年、知人のお父上が亡くなられたとのこと。
 哀悼の意を表します。

 そう言えば、私自身も、帰郷した際、若い頃から親戚同様にお世話になっていた隣家のおじさんが、糖尿病の悪化で臥せっていると聞き、寂しい思いをしたところでした。この方は、父の高校時代からの親友で、私が結婚した際には仲人を務めて下さいました。一時、神保町のあたりの小出版社に勤めたこともあり、ややもすれば、得体の知れないといわれがちな私の仕事を応援してくださった方でした。毎年、挨拶に行くと、酒を飲みながら、土産代わりの本を撫でるように読んでくれました。

 高校のSF研究会の同窓会に顔を出す。
 すでに25年余となるが、皆元気である。

 帰宅の前、地元の神社、鎌数の伊勢神宮と、老尾の古社『老尾神社』にお参りしてきました。
 鎌数神宮は伊勢神宮の分社で、江戸時代初期に、この地にあった湖、椿の海が干拓された後に勧請されたものです。ここには神楽殿があり、3月下旬に、神楽舞いがあるのですが、14番あるのが特徴です。
 老尾神社は、延喜式にも名前の残る、つまり、平安時代に遡る古社ですが、小さな神社で、今は宮司もいない無人の社です。樹齢数百年にもなろうかというご神木の神杉を筆頭に、直径1mほどもありそうな杉ばかりの林の真ん中にひっそりと神社が建っていました。
 何度か改修され、今は赤錆びたトタン屋根ですが、奥殿には古い風情が見えます。
 神木に手を合わせると、ざざざっと風が樹上を過ぎていきました。
 神域の空気に少しだけ元気をもらってきました。

 地元の本屋でISBNの無い、郷土史本を購入。

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