本棚の迷宮
梅がよく咲いています。
風は少々寒いのですが。
土曜日、以前書いた旧友の磯部氏のSF評論賞受賞を祝う友人の集まりで、東京駅前の丸の内ホテルへ。
高校時代からの旧友であり、SF仲間だった磯部氏との付き合いはすでに30年近い。出会いのショッキングさは一編のコントか西部劇のようなネタなので、いずれどこかでゆっくり書きたいと思うが、性格からすれば、一番カタギでなさそうな男がキチンと就職し、今もピュアな魂を維持しているのを見るとこころやすらぐものである。
祝うために集まったのが翻訳者、評論家、ゲームマスター、編集者。祝われる側は公共施設に近い空港の外郭団体勤務。
●本棚の迷宮
会食後、そのまま、1階の大型書店、丸善へ。
そのまま、2階のSF、ホラーの書棚へ。『エンサイクロペディア・クトゥルフ』が平積みされている。私は原書を持っていますが、これはいい本です。未訳のサプリや小説からの情報もあり、クトゥルフ通にはワクワクの本ですから!
私はと言えば、その上の書棚に並んでいる国書刊行会の『定本ラヴクラフト全集』や『真・ク・リトル・リトル神話体系』を見て、目がでんぐり返しに。『クトゥルフ神話ガイドブック』執筆の際、ついに入手できず、知人から借りて読んだ巻があった。あれはえっと何巻だったか? 思わず、頭がぐるぐる。見れば、一般書店ではもはや入手不可能な書籍が並んでいるではないか? 『書物の王国』の全巻揃いか~。
過呼吸になりそうな酩酊感。
まだ、読んでいない本の果てしない流れ。
時々、別の本屋に来るというのはよいことである。
やや本屋当たりしたのか、帰宅して、『天保異聞 妖奇士』と『世界遺産:砂漠の風 謎のチムー王国』を見たら、そのままダウン。現在、再起動中。とりあえず、キュアミントだけは見た(笑)。
●異形コレクション讀本
個人的には、異形コレクションを半分も読んでいないし、雑誌や対談はあまり読まないほうなのだが、結局のところ、引き込まれ、読了。
未公開作品3編も傑作。それだけで価値はあるかと。
読んでいない巻も探すかな。
●土方歳三VS孫悟空
『天保異聞 妖奇士』に出た少年時代の土方歳三ですが、声優が野沢雅子(ドラゴンボールの孫悟空)で、「オレ、サムライになる!」。
色々ショッキングなキャスティングでした。
●日本の古社 伏見稲荷大社
写真資料として図書館から、借りてきた。
裏表紙のお狐様がなかなかキュートである。
●月刊ジャンプが6月号で休刊
まもなくアニメ化される『クレイモア』などが連載されている公称40万部のマンガ雑誌「月刊少年ジャンプ」が6月号で休刊というニュースが流れている。(ニュース) ZAKZAK
おそらくは陣容整理のためであろうが、受け皿雑誌を作る余裕もない状況は、集英社の追い込まれた状況を感じさせる。『Breach』『NARUTO』『ONE PIECE』『D-Greyman』『DEATH NOTE』の後が出ないから?
マンガ雑誌の興亡がジャンプを追い込むとは時代の流れを感じさせる。
●VS十武神
先週の土曜日は『退魔生徒会』のメンバーで、『真・女神転生X』。
やっと9月に入り、体育祭と生徒会選挙の回。
体育部の猛者を集めた、十武神との対決。
とりあえず、さわりってことで。
中国拳法同好会 女性会長 VS 千代ちゃん。
会長「面白い武器、つかうようになったネ。見せるヨ」
千代「にゃああ~(うぃいいいん)」
会長「消力」(チェーンソーを流し、そのまま、反撃した後)
「まだできるヨネ? (震脚から閃光拳)」
●とりあえずのURLメモ
グアテマラの大穴のニュース。
お約束ですが、『地を穿つ魔』かと。
以下、Radさんのブログで見た。
あいかわらず、いいレーダーですね。
吉徳の新作兜
暗黒卿見参
個人的にはすげえ、欲しい。
太秦のイメージ・キャラクター うじゅ
太秦戦国祭
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