排仏論と明治維新
原稿進行中。色々資料を拾い読んだり……
明日は学校に行って来期の契約更新と授業計画の打ち合わせ。
●排仏論と明治維新
安丸良夫・著「神々の明治維新」を読み始める。
明治期の神仏分離とか、廃仏毀釈に関する歴史解説本であるが、その前提となる維新前期の排仏論のあたりが面白い。
戦国以来残る一向宗や切支丹への恐怖とか、水戸や長州で財政改革の一環として、天保14年頃に行われた寺社整理の話(水戸藩主徳川斉昭失脚の一因)とか、神仏習合の中での寺と神社の格付けが、維新の志士を神職から輩出させたという話はなかなか興味深い。水戸藩出身の芹沢鴨は神官(神社に婿入り)だったが、その神社は大和武の奥さんの系列だったので、寺社整理に巻き込まれなかったのだろうなあ。
クトゥルフ的には、こうした神社整理で、古社が破棄されてしまい、邪神の胎動が始まり、護国の結界を抜けてペリー来航、その2年後、安政の大地震という素晴らしい展開が思い浮かぶ。うむうむ。
その他、購入。
「装束の日本史」
「神仏習合」
「黒船前後・志士と経済」
●大神
「大神」というゲームを、娘が友達から借りてくる。
白い大神にアマテラスが宿り、世界を飲み込んだヤマタノオロチの呪いを解き明かすというアクションRPG。縄文から弥生っぽい独特の世界観と絵柄が特徴。何いってるかわからない声とか、妙にもふもふしたお犬神さまが可愛いです。
●整体
あまりに背中がしんどいので、整体に行く。
首をもまれている間は極楽であるが、肩甲骨の間に冷感が走るので、何とかしてくれと言ったところ、冷湿布を貼られた。帰ってきたら、脊椎に沁みて悶えそうになり、取り外す。
次回は、温湿布にしてもらおう。
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