SR4:P-Fix 他
原稿進行中。スケジュールメモとか仕事で思いついた小間物アイデアその他で、生存報告。
●SR4:P-Fix
『シャドウラン』の魅力は、暴走するテクノロジー(科学、社会学、コマーシャリズム、民族学、そして魔法と神話)が織り成す、異形の近未来である。おそらく、それらの多くは2070年などという先の世代ではなく、実際に間もなく実現されてしまうかもしれないものばかりだが、それゆえに、『シャドウラン』は現代的であり、その世界はしばしば、ビターというよりも、ノワール(暗黒)である。
P-Fixは、『シャドウラン4th』における、BTL系のよくないソフトのひとつ。
人格や記憶をBTLシムセンスで操作してしまうソフト。分かりやすい例では、自分が●●であるかのように思い込んで行動することだが、これを悪用し、風俗系の女性や男性に、特定のキャラクターを強制インプリンティングするという方法がある。イメクラのお姉さんやお兄さんが、「自分は実際の●●だが、実はこういうことが好きで~」と思い込まされ、そのように行動する。最悪の奴隷化手法である。顧客の情報保護のため、記憶操作も定期的に行われる。
馳星周あたりのノワール系の犯罪小説に近いネタだが、テクノロジーが暴走し、社会のそこここで応用される近未来サイバーパンクの世界ならではものだ。
P-Fixで操作された自爆テロ系の暗殺者集団とか、P-Fixで奴隷化された肉人形パーラーに流出した謎のウィルス・ソフトとか、やばいネタが色々思いつくが、はてさて、コンベンションでやれるネタではないなあ。
●坂本龍馬の10の神話的な正体
R&R30『邪神たちの黒船』の「~の10の神話的な正体表」を応用してみる。
とりあえず、坂本龍馬で。
1:坂本龍馬は史実通り、維新の立役者である。
2:坂本龍馬は探索者である。土佐勤王党で、攘夷志士の背後にいるダゴン秘密教団の存在に気づき、開国派に転じるが……。
3:坂本龍馬はフリーメイソンの一員で、『ネクロノミコン』を読んでいた。あの発想力は『ネクロノミコン』のおかげだったのだ! ちなみ、万国公法と書かれていたのは『ネクロノミコン』。
4:坂本龍馬はミ=ゴの傀儡であった。実は今、冥王星のあたり。彼が愛用したのは鉄砲ではなく、ミ=ゴの光線銃だった。
5:坂本龍馬は偉大なる種族とのコンタクティーであった。
背中にたてがみがあったそうだから、ウェイトリー家の一族だった……というのもあるが、それは何でもひどかろう(笑)
6:坂本龍馬はニャルラトホテップの化身であった。ニャル~。
7:坂本龍馬は、実は女性だった。あの姉さんが本体で……。
8:坂本龍馬は、実は死んでいたが、勝海舟がアメリカで入手したゾンビ・パウダーで復活したのである。
9:坂本龍馬は、土佐藩に隠れ住むイザナギ流神道の使い手で。
10:坂本龍馬は、西郷隆盛が作り出した人造人間で……。
●スケジュール・メモ
学校関係のスケジュールがいくつか決まる。
3/21 バンタン・トークライブ MMOの話らしい。今日打ち合わせ。
4/17・18 新入生向けのアナログ・ゲームの授業。
17が企画科向け6時間、18がライター科向け4時間。
●追記:ラヴクラフトに黙祷
3月15日はラヴクラフトの70回忌でした。
先人に黙祷。
H・P・ラヴクラフト 1890.08.20 - 1937.03.15
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