夏チロル、ディプロ、クレオパトラと建築家たち
学校いったり、資料読んだり……
●夏チロル
チロル・チョコ新作。
夏向けのパッケージにマンゴー、パインヨーグルト、ココナツでやや、涼しげな味付けのトロピカル・フルーツ・バージョン。割と外れがないのがよい。
一緒に見つけた「北谷塩」(流行の塩チョコ」、「福岡あまおう」(いちごチョコ)もよい感じ。春の「梅」と「ライチ」は、香料が強すぎて不評だったが、このくらいの甘さがよい。
●ディプロマシー
木曜日、金曜日はディプロマシー。
20世紀初頭、第一次大戦前夜の欧州を舞台に、七つの帝国主義国家(イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、ロシア、オーストリア=ハンガリー、オスマントルコ)が、外交を駆使して戦う戦略ゲーム。
クラスを六つに分け、講師(つまり、オレ)が担当する一国を含めた七カ国で戦うことに。
今週は解説とルール説明を含め、2年分。
来週は3年分プレイして、終わる。
その間の一週間で、どう動くかな?
3クラスあるが、私は入札の結果、余った1カ国を担当。
1組目、イギリス。 フランスに曲者が揃ったので、北回り航路を取り、ノルウェイからサンクト・ペテルスブルグへ強襲をかける海賊戦法。トルコとドイツが載ってくれれば、いいんだが、ロシアは女性チームなので、その怒りをどう別の方向へ向けるのかが大変ですよ。
教訓1:ロシアと戦うときは落としどころを。
2組目、ドイツ。
電撃作戦で、デンマーク、スウェーデン、オランダとかベルギーとかせめてみる。
かなりヤリスギな電撃作戦で、フランスを攻める。
いかん、また、ロシアに喧嘩を売ってしまった。
教訓2:ヒトラーとナポレオンを忘れないこと。
3組目、イタリア。
いや、弱いですから、とごまかしつつ、オーストラリア・ハンガリーから、トリエステを掠め取り、チュニス艦隊で、ギリシア侵攻を果たすも、孤立したベニス陸軍がオーストリア国内を逃げ回り、ヴェニス陥落という恐るべき事態に。とはいえ、弱体化した二重帝國併呑に向けて着々と稼動中。
北で苦戦するフランス、イギリス、ドイツ、ロシアとうまくやって、トルコとの同盟で地中海を制圧する方向で。
教訓3:最大の不利(学生と会えるのは週1回)を忘れないこと。
注意:「ディプロマシー」では、悪目立ちしてはいけません。謎の同盟によって、袋叩きにされます。よい子は真似しないように。
●キャラクターとの交渉
その後、2年生のライティングは、キャラクター。
好きなキャラクターを紹介し、情報を集約した後、恵比寿発=円山町行きのデート・コースを計画せよ、というダメ企画。1年生は、一晩、自分の家に来るというネタでしたが、2年生はよりハードに。
04生のS君が遊びに来たので、割とヤバイ話とかしてみました(過去形)
●クレオパトラと建築家たち
S君や知人の講師と軽く食べた後、タナトス6へ。
アトリエサードのボードゲーム会。
ちょうどたいぺい君が、「クレオパトラと建築家たち」をやるというので参加。
神殿建設を担当して、タラント金貨をためるゲーム。遣りすぎると、穢れがたまり、一番、穢れたものは、ソベク神(セベク神、地獄のワニの神)に食われてしまうというもの。食われる寸前を狙って聖域を確保したり、貢物の準備をしたものの、最後まで祭礼が行われず、1点差で地獄行き、ひゅー。
「傾いてる、傾いてるよ、オイ!」
ラヴェンスバーガーのキッズ向けゲーム。船の上に荷物を積んでは、傾けるネジをまくというバランス型ゲームであるが、すでに軽く酒が入っていて、積み上げ失敗。
ネジがいいですよ。
何か別のゲームがいいなあ、とアレなので、手持ちのダイスを放り出して、「ビッグ・チーズ」をうろ覚えの暫定ルールで。うーん、最下位。カードのランダム性がぜひ欲しいなあ。
今度から、アレは常に鞄に忍ばせておこう。
最後に「コヨーテ」。
インディアン・ポーカー専用ゲーム。完全勝利。やっと勝てた~。
●コミック
・もやしもん 5
酒販店による調合、というあたりが面白いねえ。
・ラブロマ 1
古本屋で拾う。その1.気持ちよい心地よさ。あれ、なんか日本語じゃない感じ。
・NANASE 1
その2.筒井康隆先生の超能力ものの傑作「七瀬ふたたび」を、山崎さやかが妖艶に描く。