無の書 D&Dは10フィート棒持って
朱鷺田@色々あって、SAN低下中。
●無の書
「無の書」(国書刊行会:現代魔術大系7)を読む。ゴールデン・ドーンとOTOの末裔が、クロウリーのエロス&タナトスとSFのイマジネーション、ニューエイジのエソテリズムによって拡大するという、混沌魔術のテキストです。
A・O・スペアに始まる、既存のキリスト教系黒魔術の許容量を、SF思考で拡張、シャーマニズムやタントラ、タナトス、悪魔召喚なんでもありですな。カオス理論やカタストロフィー理論が出てきたり、精神集中の訓練に、「ぼくは『ネクロノミコン』が欲しい」とか言い出したり……。
リアルで「クトゥルフ神話TRPG」の探索者の気分。とりあえず、魔道書の読み流しロールは(たぶん)成功したが、正気度は多分1D6ぐらい下がった。
●魔女の聖典
新異教主義ガードナー派ウィッカの重鎮、ドリューン・ヴァリュアンテによる魔術書。確認のため、本棚の奥から掘り出す(図書館ロール成功?)「影の書」のテキスト確認。これがあと60年経つと、カヴンのコア・アイテムになるのか。
●D&Dは10フィート棒を持って
木曜日・金曜日は学校。アナログ・ゲームの授業はやっとTRPGに入った。
初回はD&D2.5。
赤箱のルールをD20形式に整理した、超入門編D&DでTRPGの原点を体験する。
能力値は一発ぶりで1レベルのキャラクターを作成し、ゴブリンとスケルトンの待つダンジョンに向かう。洞窟の入り口には、落とし穴(ここで死亡率10%)、ゴブリンのいる部屋の入り口には催眠ガスのトラップ(ここで解除に失敗すると、催眠ガスが噴出し、セービングに失敗した人は寝た状態で、戦闘開始)という死亡率の高そうなダンジョンだが、合計60名ほどを体験させたものの、死者は合計10名ほどか(全滅パーティ1)。
最初の落とし穴は、先頭のキャラクターが発見のチェックが出来るのであるが、クラス・ボーナスのほか、10フィート棒で床をつついていると、ボーナスが与えられる。
ひさしぶりに10フィート棒使ったぜ。
●虎07潜を救出せよ
日中経済水域の係争中海域に立つ海底ガス田プラントで起こる爆発事故とテロ、そして、事故によって海底に沈んだ韓国海軍の新鋭潜水艦の生存者救出を巡る、シミュレーション・ノベル。