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July 11, 2007

図書館行き ネギま! 実写版 

 朱鷺田@作業中。
 翻訳したり、記事書いたり、学校いったり。

●本の迷路

 調布中央図書館に資料探しに行く。私は三鷹市民であるが、三鷹市と調布市は図書館に関する協定を結んでいるので、調布市立の図書館も使える。両方から別々に本を借りられるので、非常に助かる。特に、調布中央図書館は非常に本が多く、かなりマニアックなものまでそろえているのでかなりありがたい。

 図書館は好きだ。
 まだ読んでいない本がたくさんあることを確認させてくれる。
 冒険小説協会の陳さんじゃないけれど、「読まずに死ねるか」
 まあ、そんな訳で、資料以外に色々本を借りてしまう。
 えー、いつ読むんだろ?

●ネギま! 実写版

 昨日はゲーム学校で、ライティングの授業ですが、まずは、ネギま! ドラマ版の情報を先週のマガジンから。

 「ネギま!」という作品は、非常によくわかった作者が、きちんと狙って作ったコンテンツであり、おそらく、週刊少年マガジンの中で、トップクラスの安定した人気コンテンツである。現代的な意味で。
 アニメ2期に続いて、実写ドラマ化ということで、多くの人々は、ある種の惨劇を想起するかもしれないが、実のところ、ここ1~2年、漫画のドラマ化が加速しており、私は「ついに来たか!」と感じている。同様の企画に「実写版セーラームーン」とか、ミュージカル版「セーラームーン」「テニスの王子様」「ブリーチ」などがあるが、意外にも好成績である。
 おそらくは、アイドル候補生の展覧会(プロモ)的な要素もあり、アイドル・ウォッチャーの注目度も高いのではないかとも思っている。声優経験者もいるようですし。

 学校の授業としては、こうした題材を「将来の飯の種」として分析する視点を持つことが重要。1対1対応の確認、それぞれのキャラクター分析、あと、この31名から出てくるであろう「次世代アイドル」もしくは「次世代のA級子役」の可能性を予想すること。ゲーム雑誌のライターだからって、ゲーム攻略だけやってりゃいい訳じゃないんですよ。どっちかといえば、周辺ジャンルの知識が役立つことが多い。私もデビュー直後は、ポニーキャニオンのPR誌で、アイドル候補生インタビューとかやらせてもらいましたし……。
 朱鷺田の期待は、千雨役の麻生夏子、のどか役の和川美優、刹那役の市川春樹かな。

 後半は「キッパリ!」から人生訓を学んだ後、実習。

 「ニュースを小学3年生の男子に説明する」
 「自分の故郷を小学3年生女子にアピールする」

 難易度は高いけれど、これが出来るようになれば、仕事はありますよ。
 ゲーム雑誌の読者の半分は小学生ですぜ、せんせい。

 次週は夏休み前の最後の授業なので、「萌え」の話を予定。

●怪異いかさま博覧亭

 コミック。『宵闇草子』を思わせる表紙と、江戸の怪異譚ということでジャケ買い。
 やや古めかしい画調とこだわった江戸風物が心地よい佳作。
 わずか一冊で、絵師の絵が進化する過程を堪能できます。
 第一幕、第二幕で絵が小さいなあと思うと、第三幕あたりから、コマの使い方がぐっと大きくなって、のびやかな感じが出てくる、そして、この部分が表紙で正面から見据える主人公の自然な感じにつながる。ああ、いいねえ。

●つぶらら 2

 アイドル好きの女子高生、つぶらの青春を描いたコメディ・コミック第二巻。ついにタイトルの謎が! というか、やっと本論が始まり、つぶらはなぜかアイドルに。
 コミックハイ連載なので、少女漫画的ですが、まあ、楽しいのでヨシ。

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