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August 27, 2007

JGCまでカウントダウン中

エヴァ新劇場版のTVCMを見て、9月の近さを痛感する朱鷺田です。

●やっくしまー!

 もはや8月27日、夏のアナログ・ゲーム・コンベンションJGC2007(新横浜、8/31-9/2)までカウントダウン状態で、準備をしながら、結局、リプレイを書いております。『真・女神転生X』「退魔生徒会」屋久島編ですが、屋久島の歴史がまた、実に面白くて、シナリオが暴走してますよ。なんで、ここで聖徳太子とか、源平合戦とか、ヤマトタケルとか、本能寺とか、豊臣秀吉とか出てくるかね? 江戸時代には、ローマ法王庁からの密使が変装して上陸したとか。

●健康診断

 そんなこんなで、朝が来てしまい、寝不足、時差ボケの状態で、病院に行き、定期健診。
 この状態で、医者に生活サイクルの説明とかしたくないのですが、とりあえず、高血圧ではないらしい。(上が115の下が79)
 JGCのための準備もあって、あちこち電話をかけたり、メールを書いたり……、いくつか情報を忘れないようにメモしておかないと。

●悪魔大王

 先日のクトゥルフの宴で見せてもらった「最近のヤバイ本」。
 いわゆる最近流行の神話雑学カジリ本ですが、クトゥルフ神話TRPGからのネタもずいぶん引かれているようで、オレはいつかコレを買うのか(笑)
 そういえば、以前、某社の編集さんから、戦国系ムックで『比叡山炎上』が参考文献に上がってましたよと、レポが飛んできていたなあ。大丈夫かな、その本(笑)

●大河ドラマが面白い

 戦国といえば、NHK大河の『風林火山』がまた面白い。
 主役の山本勘助が軍師らしからぬ放浪をしている間に、Gackt謙信が陰陽師みないな格好で暴れたり、真田弾正の謀略戦が展開したり、非常に面白いです。
 Gackt謙信に色物を感じる人はいますが、史実を勘案していくと、たぶん、こんな人です。
 無欲で保守的で、かつ、ためらいの無い機動軍団の若き指揮官。京都まで行って、将軍から種子島鉄砲術を習うだけで帰ってきたり、越後から相模まで関東管領を助けにいったり、戦は勝ったのに、そのまま、帰ってしまったり、色々意味不明な人です。
 再来年のNHK大河『天地人』は、この人の腹心、直江兼続が主人公ですが、どこまでキッチュな謙信になるのでしょうや?

 やっと信玄が風格を表してきて、最初はどうなるかと思った信玄役は、梨園の御曹司が舞台で鍛えた「眼力」を発揮し始め、画面を圧倒します。この眼力とGacktのオーラがぶつかるかと思うと、これは川中島の回が楽しみだ。

●クトゥルー神話の本

 9月上旬に、ブックス・エソテリカ別冊として、「クトゥルー神話の本」が出ます。
 学研さんとは全くご縁がなかったのですが、以前に、「クトゥルフ神話ガイドブック」を書いたということでお声がかかり、少しだけ入門編的な記事を書いております。以前、出た「クトゥルー神話大全」からの貴重な記事の再録もあるようです。
 出版社の都合上、「クトゥルー」と書きましたが、TRPG業界的には「クトゥルフ」と言います。最終的には人類の声帯では発音できないので、「Cthulhu」かな。個人的には、映画「Dagon」のヤンデレ妹が「カットゥル・(フ)タグ(ン)」とか巻き舌で発音するあたりを押してみたり見なかったり。

●百万人が居住可能な超高僧マンション

 「シャドウラン」世界のかつての象徴のひとつ、「レンラク・アーコロジー」(今はACHE)という超巨大ビルがあるのですが、同様のネタを実は日本の建設会社が計画していたという話がGIZMODOに。
 
●しにがみのバラッド。3
 
 おや、ライバルが出てきた。なるほど、なるほど。
 非常によい、ラブ・ストーリーが何編か。デジャ・ビューがあるほど、ありふれたノスタルジックな宝探しの話がキレイに、切なくまとまるのは、やはり著者の力量ゆえか。

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