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September 06, 2007

JGC3:深夜の深淵第二版体験会

 引き続き、少しずつJGCレポを。

 金曜日深夜25時からは、「深淵第二版」の体験会。

 例年、JGCでは金曜日深夜に「夜の深淵CON」を開催していましたが、今回、エンターブレイン社さんと「深淵」をもう一度、出しましょうという話になり、ついに名称が「体験会」に昇格しました。
 「深淵第二版」の企画は、まだ「出しましょう」という話が始まったばかりで、細かい部分はすべて、これから調整ということなので、現在までに私が作ってきたシステムで体験会を。
 例年通り、東西の深淵コンベンションから、西の在胡さん、東の印南さんに協力を求め、合計3卓を立てました。

●騎士の定め

 私の卓は例によって、即興卓。
 血に飢え、狂気に落ちた騎士ヴァルハザール、漂泊の夢占い師シークウェル、魔法使いの兄によって全てを失った「白馬を連れた娘」ミュウ、魔族の刻印を持ち、さらに幼なじみを寝取られるという苦痛に満ちた人生を送る少年ペインの一行が、魔族の封印を目指す物語。
 狂乱の定めを持ちつつも、予言に従い、騎士たらんとするヴァルハザールは、苦痛にうめく少年にあえて「戦え」といい、運命に向かって突撃する。思いを載せたその槍を受け止めてなお、不敵に立つ魔族の影。
 されど、4名はそれぞれの内なる思いを騎士の剣に託す。

 魔族を滅ぼし、その影でさらなる召喚を目指していたミュウの兄が死んだとき、地上に開かれた深淵の狭間は崩壊し、騎士を飲み込んでしまう。魔法の世界へ飲み込まれていくまま、オノレの戦いをやめぬ騎士に、少年は戦う男の背中を見たのであった。

●感想

 深夜1時から5時過ぎまでのセッションお疲れ様でした。
 かなりハードな感じでしたが、なんとか「叙事詩に残る一撃」が二度回り、強敵を倒すことが出来ました。その過程で、少年と少女がそれぞれ道を見出していく形にロールプレイを進化させていったのが印象的でした。

 この段階で、実はまだ在胡さんも印南さんもセッション継続中でしたが、私はすでに7時からセッション2回目で限界点だったので二人に頼んで部屋に戻り、バタンキュー。まあ、こうなるだろうと思って、最初からイベント自体は流れ解散ということにしておいたのですがね。

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