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September 26, 2007

合評会、エヴァ序、心霊理論

朱鷺田@兵装ビル燃え

●合評会2日目

 今日も朝から合評会。プランナー科2日目。中身のない企画書を読み上げる生徒に怒ったり、「愛が足りない~」と叫んだりしていたら、早く終わった。

 忘れないで欲しいこと。

 旧帝大や六大学出が当たり前に、ゲーム会社を志望する今日、ゲーム学校生の利点は実践的な技術に加えて、「ゲームが好き」という愛のエナジーだ。ゲーム会社側も、新卒には若さと熱意を求める。

 だからこそ、企画のプレゼンは、発表会ではなく、メッセージの表現である。

 愛がない企画なんかいらない。
 追求する熱意のないプランナーなんかいらない。

●エヴァ序:兵装ビル燃え

 予想以上に早く終わったので、新宿歌舞伎町に出て、「エヴァンゲリオン:新劇場版:序」を見る。

 OPなしの、1話から「ヤシマ作戦」まで。前半はCGIでリメイクされたTV版総集編という趣きが強いが、やはり、「ヤシマ作戦」のあたりからぐっと盛り上がる。もともと、「ヤシマ作戦」は、庵野監督の、ウルトラマン、ウルトラセブンへのリスペクトが爆発したエピソードで、非常に燃える話である。シンジとレイの絆が確認されるヤシマ作戦の回が、ほぼ丸ごと新規作画が多数入り、ここでメカ描写の異才と呼ばれた庵野監督らしい緻密な、そして、フェティッシュなメカ描写が展開する。

 ああ、兵装ビルとか、いいねえ。
 生き生きしている。

 次もサービス、サービスらしいので、楽しみ楽しみ。

 帰りにパンフ(というか、関係評論集?)を読んだら、「セルじゃなくなって、フェチが減った」というような庵野監督のセリフがあり、不思議にも共感する。セル・アニメは、どこかフェティッシュな絵なのだな。おそらく、アナログ・カメラとデジタル・カメラの隙間の画素や光やその他もろもろの間に、何か職人芸の「手」があるのかもしれない。

●1エヴァまでは大丈夫

 実は、非常に久しぶり、おそらくは1年ぶりの映画館であった。
 去年、「時をかける少女」と「ゲド戦記」を8月末に連続制覇して以来かな。

 「ロード・オブ・ザ・リング」とか、「ナルニア物語1」とかで、体力の限界を感じていたので、しばらく映画館に近づけなかったというのが、正直なところでしたが、とりあえず、「1エヴァ」(本編・予告編込み1時間55分)までは耐えられるようだ。

●歌舞伎町で、「心霊理論」を読む

 新宿の歌舞伎町についたのが、1時半と、やや中途半端な時間だったので、マックのハンバーガー×2とシェイクで昼飯。それも歌舞伎町映画街の真ん中の昼間にどっかと腰を降ろして、読みかけの「心霊理論(異形コレクション)」を読む。

 今回のテーマはタイトル通り、「幽霊」なのであるが、近年の心霊研究と精神医学、脳マッピング、認知論の発達から、デジタルなハイテク理論とアナログな幽霊の話がクロスオーバーするものがいくつか含まれている。困ったことに、シャドウランのプロット・ブック「Emergence」を想起させる部分があって、何でも、シャドウランに読めてしまう。あれあれあれ。

 帰ってきたら、Amazonから、「漆黒の霊魂」が到着していた。
 ダーレス編のダーク・ファンタジー短編集である。

朧の森に棲む鬼 

 ポスターがかっこいい。
 中島かずき+市川染五郎
 10/6- 新宿バルト9

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