ウルトラセブンX、ネギま!、ドラゴノート
朝起きて、朝食をすませながら、今週、始まった新作ビデオの一部を消化したので、感想メモ。
●ウルトラセブンX
宇宙人が侵入し始めた近未来の日本。
記憶を失った主人公は、エイリアン対策の秘密組織の一員として戦う。
謎の美女から渡された……
陰謀渦巻くという感じで始まるが、エイリアンの陰謀が結局、怪獣兵器の使用なのが、やはり円谷の古さを感じさせる。2007年の作品とは思えないが、どうもこの感覚は微妙に引っかかる。腕の反重力通信機とか、CGの巨大な顔が市民生活を支配するとか、秘密組織とエイリアンがなぜかクラブの奥で陰謀をめぐらせている……
あー、『真・女神転生』が10年前に通過した場所で戦ってないですか?
全面的に画面が暗いのですが、怪獣が全然見えない。「ウルトラセブン」直撃世代としては、あのハイセンスでハイライトが強い透明感が40年間で失われたようで、ちょっと残念ですねえ。
●ネギま!
OPは、人体展覧会めいた戯画の世界に。どんどん前衛化し、謎のカルト・ムービーになってます。せっかく可愛い女の子をたくさん集めたのに、画面が暗くて、よく見えないのが残念。コミックの実写化ということで、もっと派手に冒険していいとも思うし、オレ的には、劇場型のコント番組でもいいんじゃないかね? とも思っているので、さらなるブレイクを期待します。
●ドラゴノート
ネギま!直後のアニメ。
冥王星周辺に出現した謎の物体「タナトス」からの攻撃で破壊される宇宙シャトル。唯一の生還者をめぐり、秘密組織と、怪物、謎の少女がアクションを繰り広げる。
……といいつつ、ボーイ・ミーツ・ガールだったり、男の子同士の友情だったり、微妙に異能を使う女性陣が大量投与されていたり……
OPから見ると、異能系バトルアクションか。
むむ、これは面白そう。造形が「舞HIME」っぽい?