ネフィリム、屍の王
昨夜は『風林火山』を見終えたら、突発的に、本の虫が湧き出し、なぜか図書館から借りてきた本を早朝まで貪り読んでしまった。
気づくと夜中過ぎで、NHK教育の日本SF半世紀の特集は終わっていた。
ふと、さまざまな思いが去来する。
まあ、おそらく道は遥か昔に分かたれていたのだ。
・サハリン争奪戦・下
サハリン内紛続報だが、陸軍の戦車や装甲車が到着し、戦闘は本格的に。民間人が巻き込まれ、あるいは、火砲の活躍が死体の山を築く。
サイレント・コアは「非公式な介入」へ。
限定的戦闘の物語。
・ネフィリム ~ 超吸血幻想譚
吸血鬼を狩るストーカーJ、対吸血鬼組織のエースであるランドルフ・カーター、血をすするのを辞めた最強の吸血鬼ヨブが激戦を繰り返す。
小林泰三の作品というよりも、菊池秀行風な予感のするあたり。
・屍の王
娘を失い、狂気に陥ったエッセイスト、草薙が、小説を書き始め、迷い込む狂気と悪夢の世界。同名の作品がかつて半分まで書かれたが、その作家は妻子を殺して自殺していた……
迫力満点のホラー。
「穢土」というキーワードに惹かれ、読みふける。
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