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November 29, 2007

12月のスケジュール

朱鷺田@スケジュール

 ここ数日でバタバタ、近々のスケジュールが変わったので、調整とか告知とか色々兼ねてメモ。

●タナトス6フライデー・ナイト

 アトリエサードさんの夜のボードゲーム会。
 詳しくは、右のサイドバーから行けます。

 以前、11月30日と告知しましたが、23日に変更され、11月はもうありません。
 12月は、7日と28日の金曜日の予定。
 とりあえず、行く予定です。

●12月2日 「シャドウラン・カンファレンス」

 有志企画のSR4thオンリーコンです。
 私もGMで参加予定です。
 場所は秋葉原のR&Rステーションです。
 シャドウラン好きの方、興味のある方は予約をどうぞ。

●その他のスケジュール

 懇親会や挨拶回りで飲みが3回確定。
 明日と12月7日はバンタンで授業。

 12月15日はゲーム。

 やや後半のスケジュールが空いた気分がしますが、きっと、アレやコレの校正が飛び交うこと確定。

 まあ、頑張りましょう。

●12月18日 

 忘れないようにメモしておこう。
 この業界に入るきっかけとなり、大変お世話になった多摩豊さんが亡くなられて10年となる。『ウォーロック』でデビューさせてもらってから20年、多摩さんが亡くなってから10年。
 我々はまだここにおります。

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校正、聖マッスルとクラウザー様

朱鷺田@リプレイ起こし中

 昨日は某所にて『真・女神転生X』現代編サプリメント『闇のプロファイル』の校正。これで何とか12月に出ます。

●聖マッスル

 編集部にて、S氏より愛蔵版をいただく。1974年から少年マガジンに連載されていた「筋肉系ヒーロー」の自己探求を描く怪作。個人的には、リアルタイムで読んでいた記憶があるが、凄い作品だ。
 「娘。」に見せたら、通読した挙句の果てに、「巨人王様、可愛い」と来た。

●デトロイト・メタル・シティ 4

 ロック・バンド・ネタのギャグ漫画第四巻。
 サタニック・エンペラー編後半。
 相変わらず、痛快である。

 嫁さんがエアロ・スミスとか英国ロックが好きなので、ツボらしい。

●ガンスリンガー・ガール 9

 アンジェリカ編。
 サイバーパンク者は、読め。いや、一巻から読み直せ。
 いつか来る時間のために。

●エンドレスエデン 1

 「女王の血族」を身に宿してしまった少女の戦い。

●百年鋼女 1

 武器も百年経つと、美少女になってですね……

●ベルセルク 32

 港町編完結、白い鷹降臨!

●ラバーズ7 7(完結)

 不器用な恋の行方はシンプルだが、ほっとする。

 なんというか、あの仲間たちのくだらなさが痛い。
 そして、リアルであることが悲しい。

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November 27, 2007

ちゃお版・電脳コイル

朱鷺田@作業中

 色々作業中。
 とりあえず、年内の締め切りは2冊のはず。
 作業のノリが悪いので、細かい雑用から済ます。
 ひとつひとつ。

●ちゃお版「電脳コイル」

 イサコが可愛いと評判なので、アマゾンに発注したのが到着。
 ええ、ヤサコも反則気味に可愛いです。

Coil

 ストーリーは、原作シリーズをちゃお向けに修正したオリジナルですが、色々愛らしいところがあって、これはなかなかイイですよ。

 シールブックとか出ているので、サイドバーにて紹介しましょう。

●死に至る街

 大石英司氏のサイレントコア物。
 北海道の廃村に帰省した隊員が、謎の疫病事件に巻き込まれ、小学校に立て籠もることになる。少しずつ若い世代に移行させつつ、現代物を痛快に描くというのはなかなかいいですね。

●クトゥルフテック

 Amazonで買えるようになったので、思わず、クリック。

PS:細かいネタを仕掛け中。
ココログにも画像を張っておこう。

Coc_table1_2_2

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永遠の冬【45】予言する猫

 『深淵』小説のウェブ連載「永遠の冬」第45話「予言する猫」をスザク・アーカイブで公開しました。

 一度語られた物語が歪められ、再配置され、新たな姿と混迷をばら撒く。

 できれば、来週にはさらなる物語をば。

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November 26, 2007

SR4:天使の歌声

R&R-CONのセッション内容を切り分けました。

●SR4:天使の歌声

 ロシアから来たエルフの美人シンガー、魔法の歌声を持つ彼女をめぐり、展開する誘拐作戦や脅迫状に対して、ネオネットは、企業戦争を戦うシャドウランナーたちを投入、彼女の護衛と敵ランナー・チームの殲滅を命じた。

 今回のキャラクターは、基本ルール、『ストリート・マジック』、『オーグメンテーション』を全投入してカリカリにチューンしたサイバー戦士軍団を5名作成し、4名のプレイヤーに選んでもらった。

■護衛チーム

マリア
 ヴードゥー様式を信奉するミスティック・アデプトで、精霊の契約をした「導きの精霊」に守護されつつ、武器収束具と化した刀を振り回す危険な女エルフ。「神経増速」で脳をイジった上、導師精霊は「誘惑する女」。
 あきらかに危険人物。
 収束具依存症の上に、誓約のため、一日1回は剣を振り回す。

おいちゃん
 トロール・2・ガンスリンガー。以前、別館にUPしたものを400BPにボアアップしたら、動くトーチカに。基本武装がグレネード・ランチャーとLMGという火力の塊。

スノー
 白兎(ただし、ザク型の360度モノアイ装備)。外見は明らかに人間大の兎であるが、もふもふして可愛い(資質:第一印象)。でも、蹴られると死にます。
 データは、別館参照。

グリープ
 フルメタル・サージャント。これも以前、別館に上げたフルメタル・ジャンキーを「軍曹仕様」の交渉もできるサイバーソルジャーにしたもの。油圧ジャッキ6で飛ぶ、飛ぶ。

 ちなみ、選ばれなかった五つ目のキャラクター、「ガンボーズ」は、仏教様式のマジック・リガーで、ロト・ドローン×2、強化したバイク「ヤマハ・ミラージュ」(LMG付き)、精霊を同時に操るサイバー僧兵。
 仏教様式は、大気の精霊で戦闘呪文を支援できるので、乗り物系と相性がいい。同じことができるのが神道様式だが、ドレイン能力値の関係で、仏教に。巫女ライダー&ドローンズとか、色々ダメなキャラクターのような気もしますが……

 ほら、サイバーパンクだから!

■セレナ 天使の歌声

 ロシアから来たエルフの美人シンガー、セレナは、超高速超絶技巧のピアノと、人間を越えた帯域まで広がる天使の歌声と大声量、アデプトパワー「美技披露」で、ライブ会場を陶酔させる「歌唱アデプト」。

 野外コンサートですら、魔法の歌声が凄すぎて、敵に煙幕弾を撃ち込まれるまで、会場の全員(PC全員を含む)は1時間10分、夢の中にいました。傭兵の降下部隊「ジャンピング・ジャック」(R&R37号参照)6名は、その混乱に乗じて、会場に降下、PCたちと銃撃戦を展開しますが、セレナの「戦いを止めて!」(アデプト・パワー『命令の声』、結果6ヒット)で動きを止められ、PCたちに降伏する始末。

 おそるべし、「歌唱アデプト」!

 これはヤバイ。
 十大企業のひとつ、ネオネットを敵に回しても欲しい逸材。
 いや、明らかに生物兵器だろう、それ!

 降伏した傭兵たちから、誘拐を仕掛けた謎のフィクサー「スクナヒコ」(謎の美女)の名前を知ったPCたちに、「スクナヒコ」と残党チームの殲滅を命じるネオネット。情報収集して回ると、やがて、なぜか、アレス重工が街で「スズメバチ探し」をしているという。

「えー、それは昆虫精霊ですか?」

 予想もしないダメな敵にぞっとするPCたち。ちなみに全員、『ストリート・マジック』購入済みなので、火力チームと昆虫精霊の相性が悪いことは確認済み。

 あわてて、アレス重工の知人に探りを入れるグリープは、「スクナヒコ」は、アレスの新兵器「スワーム・ドローン」(『オーグメンテーション』より。サイバー化した虫の群れ)を奪取し、それを利用するために、セレナの声を利用しようとしていたことを聞き出す。

 PCたちは一日、探し回って、ついに、「オトヒメ」(スクナヒコの変名、なぜか男性)が港の倉庫にいることを突き止め、強襲する。「オトヒメ」の護衛には、ガンボーズと、ジャンピング・ジャックの残党3名がいたが、閃光弾、催涙弾を立て続けに打ち込まれ、ガンボーズとドローン軍団が倒され、制圧された。

 PCは、「スワーム」を回収し、アレスとネオネットから報酬を受け取る。二重取りしたことはバレたが、何とか、言い逃れ、二大企業から監視対象に。

「また仕事を回すから」

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SR4:『オーグメンテーション』翻訳開始

朱鷺田@作業中

 昨日は、秋葉原のR&Rステーション開店二周年コンベンションでした。
 安田均先生の『六門世界』、北沢慶さんの『デモンパラサイト』、藤澤さなえさんの『ソードワールド2.0』、河嶋陶一郎さんの『迷宮キングダム』、小太刀右京さんの『カオスフレア』に、私の『シャドウラン』という感じでした。


●新作予定

 閉会式で少々情報解禁になったので、今後の予定を一部、発表します。

■シャドウラン4th

 まず、基本ルールの増刷が進行中です。店頭に並ぶのは12月になります。表紙のロゴが「FanPro」ではなく、「Catalyst Game Labo」になっておりますので、それで区別して下さい。

 医療技術上級ルールブック『オーグメンテーション』の翻訳が決定しました!
 来年春、GW前の刊行を目指し、現在、翻訳が進んでおります。サイバーウェア、バイオウェア、遺伝子工学、ナノテクなどが紹介されます。

 その前、やはり、来年春になりますが、翻訳チームで活躍してくれた睦月雅明さんが翻訳で、シナリオ集『シャドウラン・ミッションズ』が出る予定です。

 その他、来年夏にかけて、翻訳とリプレイの企画が動いておりますので、ご期待下さい。

■真・女神転生X

 『闇のプロファイル』が現在、製作中です。現代を舞台に遊ぶサプリメントです。
 来年もいくつかリプレイが出ます。西上柾君の新作、私の『退魔生徒会』の第四巻が春に予定されています。

 長らく、在庫切れになっておりましたサプリメント『金剛神界』の増刷が決定しました。店頭に並ぶのは、12月の予定です。

■深淵第二版

 少し遅れましたが、来年1月、エンターブレインより発売予定。

●いただきもの:迷宮牧場の決闘

 打上はブリティッシュ・パブ。
 安田先生と懐かしい話をしたり、河嶋さんから欧州ゲームの最新情報を聞いたり、なかなか楽しい時間でした。

 そして、河嶋さんからいただいたのが、「迷宮牧場の決闘」
 「迷宮キングダム」の子鬼たちが、西部劇をするというカードゲーム。エッセンとTGFで先行発売、国内でも12月には店頭ということです。個人的には、冒険企画局の近藤局長久々のデザインということで、面白そうです。

*一部加筆

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November 24, 2007

永遠の冬【44】登録

 『深淵』小説のウェブ連載「永遠の冬」第44話「龍を狩る者」をスザク・アーカイブで公開しました。
 久々の更新となりました。二ヶ月、お休みしてしまいました。まだ、忙しいのですが、いつまでも休んでいる訳にいかないので、再開します。
 来週、続きが書けるといいなあ。

 『深淵第二版』についても、近々に。

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November 23, 2007

SR4:白兎、真クリ2、皇国の守護者

朱鷺田@シナリオ準備中

●SR4:白兎

 25日はR&Rステーションで、シャドウランのGMをするので、シナリオ用のキャラクター作り。先日、某所で使ったサイバーサイコなキャラクター、白兎を400BPスケールで起こしてみる。
 意外に強い。
 面白いので、以前、サムライ・コンテストをやった場所を「別館」と改名し、そこにUPしておきました。4th、ストリート・マジック、Augmentationまでのレギュレーションで作成しました。ダメだ、この生き物。

●新編 真ク・リトル・リトル神話大系2

 Amazonから届いた。
 途中にある連作は割とSF畑の人のほうが喜ぶかと思いますが、神話ファンにとっても、ブロックを中心に、懐かしい傑作が並んでいるので、お勧めではないかと思います。
 巻末エッセイは鋼屋ジンさん。『デモンベイン』の名調子が読めます。

●コミック版・皇国の守護者5

 完結です。実に面白くなってきたところで、傑作の誉れ高きところですが、これにて完結です。ちょっと残念。

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November 22, 2007

SR4:スケジュール

カタリストの公式サイトが更新され、今後の製品スケジュールが発表されました。
今年度から2008年までの製品(英文)の予定です。
以下、ざっとした意訳。


*都市設定ブック「The Corporate Enclaves」 のPDF販売は来週から.。
 残念ながら、すぐさま本にはなりませんが、1月初旬には店頭に並ぶ予定。

*「Arsenal」は、武器、ヴィークル、化学技術製品、その他の装備を紹介します。現在、レイアウト校正中です。『ストリート・マジック』や『オーグメンテーション』のようなハードカバーのコア・ルール・ブックとなります。これも2008年の早い時期のリリースを予定しています。

*次のプロットブック 『Ghost Cartels』は最終稿の段階にあります。今回、我々は新しいフォーマットに挑戦しています。いずれ、ご報告できるでしょう。

*皆が待ちわびている上級マトリックス・ルールブック『Unwired,』は最終稿の段階の段階にあり、ハードカバーになると思いますが、進行中です。テストプレイ、編集、ディヴェロップが必要なため、刊行は『Ghost Cartels』の後になるでしょう。

 その他、2008年の予定としては……

*次の設定ブック 『Feral Cities』は、中央権力が崩壊したスプロールに目を向けます。

*上級ルールブック 『Runner’s Companion』はプレイヤー・キャラクター用のもので、ここには、チェンジリング、メタヴァリアントなどの多数のキャラクタータイプが含まれるでしょう。

*まだ名前の決まっていない本があり、これはシンジケートと犯罪組織をテーマとします。

 以上はまだ企画提案の段階です。


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November 20, 2007

冬眠の季節

 寒いので、活動が低下中。
 眠い眠いと言いながら、仕事をし、詰まると1時間寝て、仕事再開を3セットして、何とかシナリオUP。『真・女神転生X』モードに移行中。

●コミック
・オーディナリー+-
「ヨルムンガンド」の高橋慶太郎のデビュー作。
女子高生暗殺者のバトル。

・誰かがカッコウと鳴く 1
イダタツヒコの異常系ホラーアクション伝奇物?
小学校の魔王たち。

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November 19, 2007

伸びたり、縮んだり、流れたり

 暖かいうどんが美味しい季節です。
 週末、仕事絡みのセッションを2本入れたら、ヘロヘロで、休息を取りつつ、クトゥルフのシナリオを書いている。疲れたので、昼寝をしたら、寝苦しく、呼吸が苦しくなり、具体的でない夢に寝汗をかく。具体的に言うと、正気度が1D3ぐらい下がった。昨夜、仕事のために、夜の新宿を再取材したのが、アレかな?

 某所より素敵なものが飛んできたので喜ぶ。

●クトゥルフにて迎撃

 土曜日は、定例のSさん迎撃。仕事関係で煮詰まったクトゥルフ仕事のテストプレイ。詳細はアレですが、現代物のクトゥルフ・シナリオで、最終的に、5名中、3名死亡(行方不明?) 生還率40%ですが、セッション的にはいい感じ。煮詰まっていたものが少し取れました。
 探索者の姿を再確認してみたり、まだまだ奥が深い。

 年収が最低限(1500ドル、150万?)となったPCがネカフェ難民に。都市伝説ネタのシナリオで、それは死亡コースに一歩踏み込んだ感じ。

●ダメなサイバー野郎を考える

 日曜日は某所でSR4.香港の上に、『オーグメンテーション』を導入し、ダメなサイバー野郎をたくさん作って出した。かっとなってやった。後悔はしてない。

 さすがに、ザクとドムは辞めた。
 アッガイたんとかも作れるので。

 シャドウランの地域ソースブック『Runner Havens』によると、香港名物、九龍城塞が復活、その側にあった啓徳空港の跡地には、闇市が開いているそうな。

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November 16, 2007

クトゥルフテックその他

朱鷺田@学校帰り

海の向こうから何か来た……。そうか、そう来るか!

●クトゥルフテック出荷開始

 2085年、永劫戦争開始.....

 Mixi経由で情報が飛んできた(Fさん、感謝)

 クトゥルフ+ジャパニメーション・ロボット・アニメSFという触れ込みの、マングース社の新作クトゥルフテック(英文)が出荷開始だそうです。もう欧州にはついているとか、凄いことを書いてあります。
 私は、プレオーダーに申し込み損ねたので、イエサブか、Amazonの入荷待ちということで、

●イエサブ 西新宿にSR2の英文サプリ多数

 久しぶりによったら、委託らしいシャドウラン第二版の英文サプリメントが格安で多数。PDFで買うより安いので、買い忘れっぽいものを回収して、ついでに、紙媒体の「SR4GMスクリーン」と「エマージェンス」を購入。PDF版はあるのだが、GMスクリーンをPDFで持っていてもしょうがないし、やはり、紙のほうが安心。

●学校でTRPGその2

 今日は学校。ライター科1年のクラスで、『真・女神転生X』を回す。シナリオはいつもの『ヴァルプルギスの夜』である。B組は何とか倒せたが、A組は時間切れ。まだまだ精進が足りませぬ。

●コミック
・のだめカンタービレ 19
 色々収束に向かっているのであるが、どうなるのか、よく分かりませぬ。
 とりあえず、みんな必死。

・カペタ 15
 VS源 決戦。
 第二部終了。月刊マガジンでは、無事、第三部がスタートしているので、そっちも楽しみ。

・絶対可憐チルドレン 11
 昔の恋人編。

・BRⅡ ブリッツ・ロワイヤル2
 これは古本屋でゲット。
 バトロワ・ブームの頃、富沢ひとしにオリジナル続編を描かせたら、「エイリアン9」の調子で絵が可愛いのに、(いい意味で)ひどい話になった、という展開。完結編。

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November 15, 2007

SR4:Corporate Enclavesプレビュー

エネルギー!

●SR4:Corporate Enclavesプレビュー第二弾

 PDF販売に先立ち、「シャドウラン4th Edition」の中核設定ブック、「Corporate Enclaves」のPDF版プレビューが始まりました。
 崩壊したLA、世界の中心である新東京、その他の企業支配地を紹介しています。

●姉飼

 昨日、図書館で借りてきた。読了。
 第10回日本ホラー小説大賞受賞。
 はっきり言って、異様な世界観を持つホラー中篇。色々オカシな世界に圧倒されつつ、謎めいたノスタルジーとブラックユーモアをどう受け取るかが肝でしょうね。他の3編もまた異様な世界です。

**一部修正

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November 14, 2007

いただきもの:時の渦動は運命の扉

朱鷺田@セキュリティ・モード

 『深淵第二版』のルール見直しも終わり、『シャドウラン』&『クトゥルフ』&『真・女神転生X』モードへ。それは単に日常モードじゃないのか? といわれると反論できませんが、まあ。
 年内にリプレイ2冊、サプリ1冊、シナリオ1本、できれば、小説とか企画書とか、という素敵な布陣。えー、今日は、11月中旬のような気がする(笑) とりあえず、雑誌記事とシナリオから。

●時の渦動は運命の扉

 JIVEさんより、友野先生の新作、ゲヘナAnのリプレイ『時の渦動は運命の扉』が届く。ゲヘナの高レベル・リプレイ。ありがとうございます。これから読ませていただきます。
 ところで、息子よ、小学校の読書の時間のために、勝手にリプレイを持っていくのはヤメロ。

●トマトな今日このごろ

 近所の輸入食料品店でトマトのジュース漬けを安売り(1リットル、200円)していたので、トマト・ピューレ代わりに購入、朝のトーストに乗せて食べています。セービングのクリーム・チーズと一緒に乗せて焼くと、普通にピザ風味になりますが、お薦めは、焼きあがったトーストに生のまま、乗せるやりかたです。酸味が利いて、冷たいトマトと暖かいトーストの対比が絶品です。

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November 13, 2007

深淵CON:龍の穴

朱鷺田@再起動中

月曜日は結局、再起動できず……
『深淵第二版』用のリプレイを書いております。

●深淵CON:龍の穴

 日曜日は深淵CON。

 『深淵第二版』の発売も間近となり、満員御礼の35名、7卓という賑わいよう。
 私の卓は即興型で、ドラゴンに手を出すな、いえ、龍退治ということで、『龍に食われても泣かない』と言うことで募集したのに、集まった命知らずが5名。

 漂泊の戦姫 アリア (破魔の鎚矛)
 汚名の騎士エスタン(死霊の呪縛付き、後に姫の婚約者だったことが判明)
 狂戦士スルツ(実はギュラニン党の暗殺者)
 名も無き夢占い師(恋人が森の結界に)
 龍の血を引く少年タニス(封印の守護者)

 運命の幻視でキャラクターを詰めていくうちに、アリア姫の祖国は、火龍「宝物の主グルーデ」に襲われ、壊滅したことが決定され、龍退治を決意した姫の介添えとして、「反乱の罪で父親が討伐された」汚名の騎士エスタンがはせ参じる。彼の父は魔法に敏感な体質だったので、反乱に至ったのだが、龍の気に当てられたのである。その部下、狂戦士スルツは死を恐れぬ傭兵だが、実はギュラニン党の暗殺者であり、双子の兄(これはただのいい人)を殺すぞと脅迫され、いつか、エスタンかアリアを殺すために、その部下に送り込まれたのである。名も無き夢占い師は、過去の罪を贖うため、龍退治の介添えとなった。そして、龍を正しき場所に戻すため、グルーデを倒す案内役となったのが、タニス少年である。この旅は彼にとって、成人の儀式であり、龍にとっての解放でもある「英雄との戦い」を実践する儀式でもある。

 それぞれの想いをかみ締めつつ、旅は続く。

 邪悪なる龍王教団が叩く太鼓の音が遠くに響く。

 やがて、龍の穴に達した一行は、グルーデに挑む。
 まき散らされる狂気に耐え切った一行。

 突撃するエスタンとスルツ。
 狂戦士スルツが、火龍の攻撃を耐え凌ぐ間に、姫、少年、占い師の声援を受けた騎士エスタンが三度の突撃をしかけ、火龍を打ち倒した。

 かくして、アリア姫は玉座を取り戻したが、この時、姫君暗殺の命を受けたスルツは、姫への忠誠のため、教団を裏切る決断をする。
 エスタンは、弟が暗殺未遂の黒幕と知り、弟との決着を付けるために、旅立った。
 少年タニスは、スルツの兄を救うために、交易都市へと走った。
 名も無き夢占い師は、役目を果たし、ひそやかに森へと消えた。

 かくして、アリア姫は火龍から解放された玉座に座り、王国の復活を宣言する。
 臣下は、狂戦士スルツとその兄一家のみ。
 汚名を晴らした騎士エスタンはまだ戻らぬ。

 だが、王国はここから始まるのだ。

~終了~

●感想

 初心者2名ということで、シンプルな構造の龍退治を行いました。シンプルなシナリオですが、きちんと運命を回し、夢歩きを多用すると『深淵』の雰囲気がたっぷり味わえます。ぜひともお試し下さい。

●深淵第二版

 深淵CONでは、多くの方から第二版への期待の言葉、あるいは、応援のメッセージ、ご意見をいただきました。ありがとうございます。HJ版より10年、多くの方に支えられてきたゲームであると再確認しました。
 現在、最終作業を行っております。
 残念ながら、若干の遅れが生じており、年を越えそうな状況ですが、今冬というラインだけは死守すべく各方面とも奮戦中です。正式な発売日は決まり次第、再告知させていただきます。

●狂乱の打上

 コンベンションの後、定例の打上は、近所の築地食堂へ。
 魚の定食がおいしいお店で、お値段の割りに、日本酒の在庫が豊富なので、最近狙っていたお店。安くて美味い、コンベの打上にはこういう店が必須ですよね。

 最近、ビールがどうも体に合わないので、二杯目から焼酎のお湯割りに移行したが、どうも疲れていたらしい。しばらくして、バッタリ。そのまま、錦糸町のカプセルホテルへ。京都のZさん他、お世話をかけました。
 年を考えろ、オレ。(反省)

●R&R38

 先週末に出ています。
 今回は、2本書いています。
 『シャドウラン』は、「タリスモンガー・チャレンジ」と題して、「ストリート・マジック」を使ったランダム・シナリオ・チャートと、ミニ・シナリオ「スカラベ観音」をば。
 『真・女神転生X』は、「退魔生徒会屋久島綺譚」にあわせて、屋久島での冒険シナリオ・フックを3本。ぜひ遊んでくだされ。

●零式
 海猫沢めろん氏の近未来オルタナティブSF青春ドラマ?
 大戦末期、核攻撃され、崩壊した皇義神國は帝国の支配化で家畜化されていた。壁の中で鬱屈した暮らしを送る少女朔夜は、原始駆動機を駆り、道路を疾駆していたが、ある事件をきっかけにそれを失い、謎の少女・夏月、狂気の老剣士、忌三と出会い、都市を揺るがす戦いに巻き込まれていく。

 ハードな設定とアクション、文体が素晴らしい。作者名、文体、イラストがこれほどアンバランスな一作も珍しい。ややもったいない。

●スプライトシュピーゲル Ⅲ
 
 シュピーゲル版「24」。
 謎の連続テロにさらされたMSSの孤独な戦い。
 結末に不満あり。

●クトゥルフ関係URLメモ

 ネットサーフィン中に見つけた面白いブログ。

・COCO’S Bloblog
「今日の早川さん」で有名なCOCOさんのBlog。
クトゥルフ神話ネタの「異形の群れ」も可愛いです。

・雪泥狼爪
COCOさんのBlog経由で見つけたBlog・
ねり消しで作ったオールドワンが素敵です。

●ワイアードビジョン 『動物の身体構造に学び、不死身の兵士を作る』

 いわゆるハイテク系ニュースサイト。
 あいかわらず、エッジを突っ走る米軍開発部隊DARPAの構想。
 そのまま、シャドウランですよ。

ヒーロークロスライン

 アメコミ的なシェアードワールドの試み。
 オンラインコミックで。
 今後のワッチ対象。

800字ヴァンパイア掌篇

 小説系の生徒のために一応メモ。
 余裕があったら、書く。

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November 12, 2007

生還報告

朱鷺田@二日酔い

 昨日は深淵CON。
 第二版直前ということで、満員の状況、ありがたし。

 私は、龍退治の話をば、即興にて。

 打上でちょっと飲みすぎたので、詳しい話は後ほど。
 とりあえず、生還してます。
 お世話になった方、ご心配をおかけしました。

 一度寝てから作業再開の予定。

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November 09, 2007

日々雑記:学校でTRPG

朱鷺田@今日は学校

●学校でTRPG:その1:『真・女神転生X』

 今日は学校。ライター科の授業ですが、先日から予定していた、ライター科向けのTRPG体験月間が進行中です。1年生は、『真・女神転生X』のキャラクター作成をば、10レベルのキャラクターをあまり説明せずに、ルールのコピーだけで作らせます。
 データが多いという生徒もいれば、楽々データの読み込みに走る生徒もおり、さまざまです。
 お約束通り「巫女巫女ナース」を作る生徒もいれば、9歳の超能力者魔法使いとか、5歳の自衛官巫女とか、なかなかカットンだキャラクターも出来つつあるようで、新鮮な気分ですよ。ハイ。

 いや、面白い。

●学校でTRPG:その2:エムブリオマシン

 昨年、すでに『真・女神転生X』を体験した2年生には、『エムブリオマシン』をぶつけてみる。
 思ったより、レクチャーが軽く動く。さすがに、メカ戦はお試し3ラウンドしか出来なかったが、キャラクター作成とEM選択であれば、1時間で起動するな。

 人数調整で、ルー・ガルー(重格闘戦機)とヒストリクス(重砲撃戦機)を二機同時に使ってみたが、フォーメーションを決めておけば、きちんと回せそうだ。軽量の猟犬が2~3機欲しい感じ。
 やっぱ、ローカストか?(それは『バトルテック』)

●遊べる!!美少女ゲームクロニクル《PC98編》

 クロノスケープの森瀬さんからいただきもの。
 ありがとうございます。

 見習いで生徒を送り込んだら。スペシャル・サンクスまでいただき、恐縮です。個人的には、ずいぶん懐かしいタイトルやブランドが並んでおり、色々思うところがありますよ。青春の1ページとかは言いませんよ。

●コミック読了
・ヘルシング 9

 アンデルセン散る!
 そして、ウォルタアアアアアア!

 ちなみに、平野さんはヤサコですか?
 僕はイサコです。

・FRONT MISSION ~THE DRIVE~

 太田垣康男が仕掛ける『フロント・ミッション』外伝コミック。
 いいねえ、いいねえ。
 冒頭の多脚戦車狩りとか、なかなか凄い迫力です。

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クトゥルー神話の謎と真実、発売中

 学研より、「ビジュアル版謎シリーズ クトゥルー神話の謎と真実」が発売となりました。

 基本的に、東雅夫さん監修で、月刊ムーの増刊という扱いですが、非常にビジュアル中心で、イラストレーションやビジュアルが贅沢で、なおかつ、野心的な本です。私も本文をお手伝いしておりますので、よろしくお願いいたします。

 その筋の方には、黒史郎さん&山下昇平さんのビジュアル&テキスト・コラボはもちろんのこと、Nottsuoさんのクトゥルフ邪神群とか、原さんのクトゥルフ人物集とか、絵だけでも涎がこぼれそうな一冊です。魔道書がこれだけビジュアライズされたのもレアケースでしょう。

●ブックガイドの補足:T・E・D・クライン

 朱鷺田は邪神とか人物回りの本文と、ブックガイドをお手伝いしております。

 さて、ブックガイドの補足をひとつ。

 近年の翻訳作品について、紙幅の関係で『地を穿つ魔』『ネクロノミコン アルハザードの放浪』にのみ言及しましたが、もちろん、その他に収穫が無い訳ではありません。
 その筆頭というべきが、T・E・D・クラインの『復活の儀式』(上下)で、英国幻想文学大賞受賞でもある訳ですが、待望のクトーニアンが登場する『地を穿つ魔』のほうが、やはり、クトゥルフ神話的にはおいしいため、紹介からもれてしまっております。拙著『クトゥルフ神話ガイドブック』では、最終段階とこれの発行が重なり、一歩の差で取り上げるに至りませんでした。そういう意味では、不幸なめぐり合わせなので、一応、ここ3年間の第三の収穫であることを付記していきたいと思います。

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ペルソナ3 アニメ化

 割と重要情報なので、単独で投稿。

 ペルソナ3を原作とするオリジナル・アニメーションペルソナ ~トリニティ・ソウル~が2008年1月から放送!

 「ペルソナ3」の事件から10年後、三兄弟が事件に巻き込まれ……

 完全にオリジナル・ストーリーのようです。

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 個人的には、アイギスとか、ちゃんとアニメ化して欲しかったのに。
 学園アニメとして、1年ちゃんと表現できたんじゃないかね?
 卒業式SPとか、個人的には見たかったよ。

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November 08, 2007

SR4:ミッション:Happenstance


 本家カタリスト・ゲーム・ラボのシャドウラン・サイトで、月例の「シャドウラン・ミッション」シナリオ「Happenstance」が公開されています。英文です。

 ブツを運んで配達する簡単なビズのはずだったが、結構、ややこしいことになっていて……

 同時に、ミッションズに関するアンケートも実施されていますので、興味のある方はどうぞ。

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November 07, 2007

宇宙船復刊

秋が深まりつつあります。
いまだリプレイでもにょもにょしてます。

●来春、HJより『宇宙船』復刊

 ホビージャパンさんよりお知らせが届く。
 朝日ソノラマから商標を譲り受け、来春、復刊とのこと。
 すでにホビージャパン本誌では復刊準備記事がスタートしているそうな。

 昔、読んでいた。懐かしい雑誌である。

●ソリトンの悪魔

 読了。ソリトン生命体との激闘。『二重螺旋の悪魔』でクトゥルフの可能性を爆破した梅原さんが描く海洋冒険SF。色々な意味でSF的な思考が面白いが、主人公と元妻が暴走している(汗)。

●エムブリオ・マシン

 挑戦状が届いたので、読み直し中。
 軽量機体で乱戦すべきか、はてさて。

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November 05, 2007

ツタンカーメンの素顔

ふほほい。
秋の寒さが厳しくなってきました。
おかげで猫が寒がって、膝に乗ってくるんが、ちょっと重くなりつつあり。

●ツタンカーメンの素顔

 ニュース元。とりあえず、布を外した顔を公開。いや、あの、黒く干からびた顔じゃなくて、少年王らしく復元した顔とかじゃないんですか、ザヒ博士?

 こういうネタを見ると、『真・女神転生X』で、ピラミッド・ネタをやりたくなりますよ。ちなみに、ツタンカーメン王はエジプトでも宗教改革運動の崩壊を体現する時期で、父親の時代に、一神教への改宗が行われたものの、神官団の圧力に敗れた結果、ツタンカーメンの死につながるのであります。なかなか面白いですよ。メシアVSガイアの超古代戦争とかですな。

 まあ、エジプト物は、『クトゥルフ神話TRPG』でやれというのもあるのですが、個人的には、エジプト文明を一括で語らないで済ます方法を先に探したいなあ。
 クトゥルフ神話のエジプトというと、ニトクリス女王とかですが、エジプト古王国期末である第六王朝末期のニトクリス女王(BC2185年頃)と、新王国期の始まりを告げる第18王朝のツタンカーメン(BC1342-1324年頃)の間には約800年の時が流れていますなあ。ツタンカーメンを現代日本とするなら、鎌倉初期まで行きますよ。

●深淵作業中

『深淵第二版』に載せる書下ろしシナリオをUP。
今回はずいぶん手間取った。
あとはルールブック掲載リプレイを書いて、ルールの見直し。
『第二版』に対するご意見があれば、今週中に。

並行作業も一本あるが、何とか今週中に上げて、『真・女神転生X』と『シャドウラン』の仕事にも進まないとね。
とりあえず、一歩、一歩、実現に向けて進むことに。

●深淵CON

 週末の11日は東京深淵CONへ。
 当然、第二版のGMの予定です。
 シナリオは未定。第二版の耐久テストっぽいものになるかと思うので、覚悟されたし(笑)。

●読書メモ

 原稿に詰まると読書が進む(笑)

・スプライトシュピーゲルⅡ
 冲方汀さんの同時多発シリーズの一冊。
 ミリオポリスに落下した核衛星をきっかけとする核テロ・リレーの一件。オイレン弐との表裏一体の一作だったが、ちょっと読み遅れていた。二冊あわせてひとつの話であるが、米ソの分担でもあったらしい。いつもながら、チャレンジングな一冊。Ⅲも出たはずなので、次はそれを買おう。

・オイレンシュピーゲル参
 冲方汀さんの同時多発シリーズの新作。
 雑誌掲載分ですが、個人的には、オイレンのほうがすきかな。
 特甲児童を育てる「子供工場」とか、海外派遣された特甲児童の裏側とかのエピソードがあり、非常にエッジな一冊。『シャドウラン』好きは読むとよろしい。

・本の姫は謳う
 一見18世紀西部アメリカ風の世界で、天使の残した『文字(スペル)』を集める少年アンガスの冒険を描くシリーズ。多重構造の冒険世界がユニーク。

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November 04, 2007

アーカム・ホラー、SFとしてのクトゥルフ

 昨日は、作家の内山氏らとともに、ボードゲーム『アーカム・ホラー』をがっつりとプレイする。新版はプレイしていなかったので、いい機会である。

 『アーカム・ホラー』は、アーカムに迫る邪神の復活を防ぐため、異界の門を封印して回るというゲーム。勝利条件は三つ。(1)門を六つ、完全に封印する。(2)復活した邪神を倒す。(3)門の封印か破壊で得られるトロフィーをプレイヤー数以上集め、ボード上のすべての門を閉じる。
 門を完全に閉じるためには、門を探索し、なおかつ、クルートークン5個か、<旧神>の印で封印を施さなくてはならない。

●対イグ戦

 練習ということで、イグと戦う。
 私のキャラクターは考古学者。装備はよかったのだが、体力系で魔法アイテムがほとんど使いこなせないので、途中で仲間に手渡した。ルルイエに踏み込んで発狂したり、ジタバタしたりした挙句の果てに、アーカムが豪雪に襲われ、移動力不足で封印が間に合いそうにない。また、イグは信徒を倒すと復活が進むので、もはや、限界に達したと判断して、ほぼ全員が教会に集合し、火力と祝福でフル武装して、イグを弾幕で打ち倒す。
 約1名、次元の彼方に消滅。

●対ハスター戦

 ランダムで敵を選んだら、ハスター。封印に必要なトークンが8に増えると聞いて全員が絶望感に包まれる。
 キャラクターは、正気度喪失を軽減できるハーヴェイを引き、アイテムで魔法の短剣を得たので、物理抵抗の敵も倒せる邪神ハンターになる。「おぞましい実験」で召喚された怪物をガリガリ狩っては、これを大学や埠頭に持ち込んで金やクルートークンに変え、はたまた、精神病院で正気度を回復しながら、戦闘の日々を送る。途中で「萎縮」の呪文をもらったので、怪物退治屋度がUP。
 一方で新聞社で定期収入を得る人々を見て、ちょっといいなあとか思う。

 最終的に、<旧神>の印でゲート三つを封印、トークンでもうひとつを封印し、ハスター復活の復活にはまだまだ時間の余裕がある時点で会場がタイムアップ。中押し勝ちと見なして上がり。

●SFとしてのクトゥルフ

 その後、焼き鳥屋で一杯やりながら、クトゥルフ談義。
 とあるシナリオの話が上がったのであるが、こういう話をしていると、クトゥルフ神話の「SF的な側面」が浮き彫りにされてくる。1920年代ネタなので、アレだが、SF的なフックに魅力を感じる場合と、コズミック・ホラーとして、当時の科学を超越すべき場所があるように思える。

 私は、どちらかと言えば、トンデモ解釈が割と好きなので、派手な理論のほうが好きだな。

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November 03, 2007

カラシニコフ IN PLAYBOY

色々もがもがしている。
気分転換に、海外の新作ゲームを読んでちょっと悶えた。
若くていいなあ、君たち。

●カラシニコフ IN PLAYBOY

 昨日は学校。月刊Playboyのインタビューから、2004年2月号のミハイル・カラシニコフ(AKのデザイナー)と、2004年9月号の小川直也を読ませる。
 カラシニコフは、東側の銃の代名詞になっている。うちの学校の場合、あのゲームに出てきたあの武器を作った人!というイメージが多いが、愛国者的な発言に驚いた学生も多かったようだ。個人的には、ユージン・ストナーの台詞「ベトナムではあなたの勝ちだった」がいい。

 『真・女神転生X』のキャラクター作成も同時に。
 レベル10で。
 次回は装備やスキルのチェックを。

●読書日記
・ジャンプSQ
 月刊ジャンプの後継機。色々複雑な気分のする雑誌。銀魂の小説が載っていて、コレはさて?

・ナルト40
 サスケVSデイダラの決着。
 そして、ペイン編へ。

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November 01, 2007

イベント・スケジュール

微妙に生活時間帯の調整がつかない朱鷺田です。

『深淵』と『クトゥルフ』のシナリオを書きつつ、どうも落ち着かない気分。もうひとつピシとこないかな。

●イベント・スケジュール

 年内のイベント・スケジュールが決まりつつあるので、メモ代わりに。

・固定スケジュール
 12月初旬までは、金曜日がバンタン電脳ゲーム学院での授業が朝から夕方まで。

【11月】
 『深淵』『真・女神転生X』『シャドウラン』その他諸々の仕事をしています。営業回りや企画イベントも多い。

11月3日 某所でゲーム

11月11日 東京深淵CON~シキサイ~
 GM参加、御礼もかねてご報告に。

11月18日 某所にてシャドウラン。
 香港&オーグメンテーション対応かなあ。

11月25日 R&Rステーション 2周年イベントで『シャドウラン』

11月30日 タナトス6フライデーナイト
 アトリエサードの夜のボードゲーム会。ほぼ毎回、鈴木銀一郎さんがご出席され、大物のボードゲームをプレイされています。朝まで組もいるようですが、私は朝から学校に行った後なので、終電で帰ります。このごろ、多忙で顔を出せませんでした。毎月、月末の金曜日のほか、月の半ばに、土曜日の開催も始まりましたので、興味のある方は、右のサイドバーからどうぞ!
 土曜日組は11月10日もどうぞ。私は用事が入りそうなので、未定。

【12月】
 『深淵第二版』(仮)発売予定。
 『シャドウラン』『真・女神転生X』の仕事もまた一山来ている予定! 年内作業目標が最低2本。

12月2日 知人のイベント。R&Rで『シャドウラン』
12月23日 クリスマス・コンベンション
12月28日 タナトス6

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SR4:Corporate Enclavesアートプレビュー

一歩前進、一歩、一歩。
そして、感謝を忘れずに。

●SR4:Corporate Enclaves アート・プレビュー

 公式サイトにて情報公開開始。シャドウラン4Thの都市設定サプリ第二弾。企業の支配する都市ということで、LAと新東京(Neo-Tokyo)を中心にしたサプリメントです。

●いただきもの

 アトリエサードさまより、宮崎NORI「幻の箱で創られた少女」および「TH叢書32 幻想少女 わ・た・しの国のアリス」をいただく。少女というキーワードで語られる幻想をどうぞ。
 ありがとうございます。

 ホビージャパンさまより、ゲームジャパン2007年12月号をいただく。カードゲームとコンシューマーマシンの融合するThe Eye of Judgementの特集など。これまたいつもありがとうございます。

●年上ノ彼女 6

 完結編。絶望し、力なく、現実に破れ、男が逃げるシチュエーション、というのがほろ苦いが、それゆえに幸福なる終末が感動的である。

●京きなこ

 チロル・チョコの新作。
 先月半ばに出ていますが、ちょっと高級感あり。
 個人的には、秋の新作のベストはホワイト・クッキー。

●ニョッキ

 芋をベースにしたイタリア系食材。簡単に言えば、芋団子。
 2分ばかり茹でて、濃い目のソースで合えたり、グラタンに入れたりする。我が家ではもっぱら、軽く湯がいて、マヨネーズにアンチョビか、クリームチーズを混ぜたもので食す。

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