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February 12, 2008

TRPG文華祭より帰還

朱鷺田@再起動モード

 昨夜遅く、イベント「TRPG文華祭」より帰還。昼過ぎまでダウンしてました。
 さて、今日より今週中は血のバレンタイン・デーに向けてのデス・ロードが始まり、始まり!今後、更新があまり無かったり、怪しい書き込みが続いたりしたら、まあ、そういうことで。

●R&R41

 新紀元社のTRPG雑誌R&R41号が発売中です。
 朱鷺田関係の記事は三つ。

 特集が『深淵』ということで、20ページ近いリプレイ『屍の城』が掲載。さらに、テンプレートで『漂泊の戦姫』『漂泊の若き騎士』『獅子王教団の兵卒』が掲載。『漂泊の戦姫』と『漂泊の若き騎士』は、田口順子先生渾身の新規イラストです。
 逆に、再掲載の『兵卒』では、魔力と呪文が落ちてしまっているので、いずれ正式な訂正を出します。私のチェックミスです。それまでは『銀龍亭異聞』のデータにしたがって下さい。

 『真・女神転生X』は、西上柾君が、退魔生徒会のデータをリファインしてくれています。『闇のプロファイル』対応で行きたい、あるいは、ペルソナ使いを遊びたい人には必見。

 『シャドウラン』は、『オーグメンテーション』予告編。シナリオ・フック、サンプル・キャラクター(400BP版もふもふウサギ・ストリート・サムライ)、「トロール鈴木さんの3分間シャドウランニング」。

●TRPG文華祭

 先週末は、TRPG文華祭。土曜日の午後から月曜日朝まで本郷の旅館で合宿のゲームイベント。TRPGセッション×3、トークショー×2(&宴会)、仕上げに秋葉原のR&Rステーションと、イエロー・サブマリンRPGショップのゲームスペースでのTRPG、過橋米線での打ち上げという、あっと言う間の60時間でした。

●CAN'T STOP!

 到着するとゲスト・ルーム(別名、虎箱)に収容される。すでに、酒瓶が並んでいる。 昨年の25周年の深夜の部がダメ素敵な飲み会だったので、今回もみんな殺る気だ。

 とりあえず、気付けの一杯をあおり、開会を待つ間に、鈴木銀一郎先生らと、ボードゲーム「CAN'T STOP」を遊ぶ。中毒性の高い素敵なダイス振りゲームだ。傑作。二位ぐらいを走っていたが、ダイス力(だいす・ちから)で勝てず。

 すでに顔の赤い状況で、開会式へ。
 とりあえず「もう飲んでます」と宣言。

 この鳳明館という宿は、以前、グレッグ・スタフォード迎撃合宿イベントで使った定宿ですが、同時に、大学時代、この辺の旅館を借り切って行われたSFファンのイベントを渡り歩いていた身としては、この場所は非常に懐かしいものです。メイン・イベントが終わると、SF作家もファンも入り混じって果てしなく酒を飲んだり、ぐだぐだな小部屋企画をしていたりした頃が懐かしいです。

●セッション1:深淵第二版「眠りの森にて」

 2月3日の深淵CONでもやった構造型シナリオ「眠りの森にて」をGM。

 卓に行くと、どこかで見た人たちがニコニコしながら座っている。在胡さん、みはいるさん、Fighter-Kouさん、八幡さん、あと初めてながら、色々な意味でツワモノそうなMidknightさん。

 どこの内輪卓だ!

 在胡さんは、京都深淵CON主催者でもちろん、『深淵』のベテラン。Fighter-Kouさんはレレレとクトゥルフのベテラン。八幡さんはTOH以来のメガテン・マスター。みはいるさんに至っては、『深淵』初版開発段階からずっと参加してくれた戦友である。


朱鷺田:一応、聞くけれど、深淵の経験は?
みはいる:お前は今まで食べたパンの数を覚えているか? 
朱鷺田:オレも覚えてねーや。

 という訳でリミッター解除! 
 テンプレートは少年、母親、農夫、貴婦人、漂泊の若き騎士で、運命1個は固定、残りは運命の幻視で決定することに。愚鈍なる者オルヒーヴァが叡智を取り戻して、世界を浄化しに旅立って終わりという、大惨劇でしたが、面白かった、面白かった。

・不幸な農夫(運命:誓いの言葉・不幸)が「白いドレスと袋一杯の金貨を持って迎えにいくから」とか言うと、いきなり、オープニングで、貴婦人の馬車に泥水をかけられ、白いドレスが白っぽいドレスに。

・漂泊の若き騎士(運命:運命の出会い(恋愛))が、第二の運命で「守護者(封印の守り手)」となってしまい、いきなり、PC最後の常識に。いや、それ死にフラグだから……

・少年(運命:不義の子、死者たちの声)は、病床の父の暴力に苦しむが、母親の顔色が悪かったり、死んだ祖父の亡霊が見えたり、色々悲惨なことになって、騎士の常識より魔族の心に引かれてみたり……

・母親(運命:安息と不安)のもう一つの運命が「血に飢えた戦士」。えー、落ち着け。あと、娘の運命が「封印の破壊者」。そこで嬉々としてラスボスを作らないように。

・貴婦人(運命:言えなかった一言、失踪)は、沼で入水しようとする幼なじみ(二人は身分違いで別れたが、互いの思慕は今も強い)と再会、彼を救おうとするが、「貴族のプライド(縁故5)」が邪魔して、肝心の一言が言えない。ツンデレのツンから先がなかなか進まない。ついに、戦闘中、「言えなかった一言」を言うも、適切な夢歩きカードがなくて、「恋人との和解シーン」が演出できない。

 貴婦人「見詰め合ったまま、このターンのアクション、終わり」
 GM「CM入ります!」

 この頃、背後では、世界征服の野望につき動かされた母親(狂乱中)が、馬上の騎士に飛び掛って鞍から叩き落し、そのまま、馬乗りになって、ぐさぐさ刺していたのは、秘密です。

・結果
騎士:魔族解放に突き進む人々を止めようとして、魔剣を運ぶ少年へランス・チャージするも失敗。隙を憑かれ、狂戦士化した母親に殺害される。
少年:オルヒーヴァを復活させて、新しくて可愛くて優しい「母親」(材料は農夫の恋人)を作ってもらい、封印の沼で幸せに暮らす。
母親:オルヒーヴァとともに、世界浄化の旅に。まずは、領主を浄化して、この国の支配者に。
貴婦人:恋人と和解し、菫の公女フェレス様の花園に逃げ込んで、恋人とともに、未来への旅に出る。
農夫:恋人が脳改造されてしまったために、絶望。記憶を消してもらう。手元に残った「白っぽいドレス」の意味が分からず、ただ涙を流す。

●トークショーその1「20世紀のTRPG」

 何とかギリギリ終わったので、ひと息ついて、トークショーへ。
 すでに飲みモード発動中なので、いいちこのフラスコに半分ほどの焼酎(トウガラシ入り)を抱えて地下大広間へ。いつの間にか司会ということで、一晩目の今日は「20世紀のTRPG」と題して、各ゲストの「TRPG事始め」を語っていただく。クラッシャー・ジョーとか、初代ローズ・トゥ・ローズとか、デスメイズとか年を感じますよね。
 あと、何かの拍子で、TRPGめいたものを作ってしまった……という人が何人か。トークショーの時は忘れていたが、オレも、小学校時代、仮面ライダー系の紙相撲人形を1万体ほど作った記憶がある。たぶん、ゲーム・デザイナーの魂って奴かもしれない。ところで、小林正親先生の処女作「少林寺三十六房VSドルアーガ」は、かなり惹かれました。ぜひ、製品化を。

 朱鷺田の場合、初体験はD&D。
 大学生の頃、SF翻訳の人から「アメリカでD&Dというストーリー支援ツールがあって、これでストーリーを量産している作家がいるらしい」と声をかけられ、D&D赤箱1レベルに挑戦、ロバを連れてダンジョンに入り、宝箱を開けたら、天井が落ちてきました。
 その後、「スタークエスト」のテストプレイにいったり、名古屋のSFイベントで「トラベラー」をプレイしたら、いつの間にかファンタジーになっていたり(ちなみにそれを安田先生に目撃されている)とか、昔話のネタは果てしないので、このあたりで。

 もう一つの質問は、「ゲーム・デザイン」で気にしていることでしたが……

 皆さんにコメントしてもらっている間に、私と銀一郎先生だけ、飲み会モードに突入(オレたちダメ人間だ)。お互い、ポケット瓶を傾ける。銀一郎先生、自分のBlack Nikkaを飲み切って、オレの焼酎まで飲むのはヤメテ下さい(笑) お陰でお互いトークがヘロヘロじゃないですか(笑) 

 まあ、お客さんとゲストの立場が明確な企業イベントではなく、ファン主催による合宿イベントらしい、アット・ホームな雰囲気の運営なので、こういうグダグダが楽しいですね。

 トーク・ショーの後は、フリー・セッション組と宴会組に別れ、各自、自由な人生へ。

 私は、もはや、虎箱と化したゲスト・ルーム用和室広間で宴会。
 次々持ち込まれるお酒をみんなで味見する。
 色々レアな酒が持ち込まれ、非常に楽しゅうございました。
 深淵CONでチョコとセットでいただいたバカルディ8年のミニボトルもここで開けましたが、芳醇な香りのラムで、なんとも美味でした。その他、デザート・ワインは甘くて心地よし。ウルトラセブン40周年ワインとか、金箔入り日本酒とか、ナポレオンのコニャックとか、何でこんなものにここにあるやらというべき酒が並び、4時過ぎまで、話に華を咲かせました。

 9時過ぎまで寝て、朝風呂に入り、朝食を食べたら、眠くなったので、また酒瓶の転がるゲストルームで仮眠。12時からのセッションに起きればいいので、実にまったりしていました。
 二泊三日のゲーム合宿のいいところですな。

●セッション2『真・女神転生X』退魔生徒会:対決十武神 ヴァレンタイン・バージョン

 軽子坂高校のコスプレした人までいるのに、『真・女神転生X』はほぼ全員が初体験という、レアな状況でスタート。久しぶりに、『真・女神転生X』の世界観説明から始めましたよ。

 今回のテーマは、ヴァレンタイン。
 2月4日からスタート。
 中間テストの後に来るヴァレンタイン・デーに向けて、暗躍する学内団体の暴走を回避するため、情報収集し、事件を未然に防げ、というもの。

 このシナリオは、学園生活をうまく送りながら、表裏のミッションをどうやってクリアするかというもの。

表ミッション:暴走する学内団体の情報収集と危機管理

 現在注目すべきは以下の三つ
1)裏武闘会を開催する十武神
2)何か召喚しそうな黒魔術研究会
3)無許可屋台で、バレンタイン・デー商戦を戦おうとする料理研究会

裏ミッションその1:中間試験
 学力の絆を上げて、中間試験を乗り切れ。
 判定に失敗した教科は、再試験だ!

裏ミッションその2:バレンタイン・デーという戦場
 もちろん、チョコの獲得は男子生徒たちの責務だ。
 聖ヴァレンティヌスのミサの後、開かれるパーティは、恋の戦場だ!
 そのためにも、学内にアピールすることは欠かせない!

 そんなこんなで、チョコ数を競うという謎レースも始まり、彼らの学園生活は大騒ぎに!

・剣道部の部長に、可愛い妹がいることを確認するや、裏武闘会に出るべく、決闘を申し込む剣士・サマナー。

・料理研究会の手作りチョコ講座を発見するも、義理義理チョコで口止めされてしまう忍者・アウトサイダー。女子寮に潜入し、「バレンタイン・チョコはその日の間に食べきらないと死ぬ」とか、謎の噂を流し始める。

・フェンシング部の令嬢を誘惑し、フランス人チョコ・パティシエ製の義理チョコを確保する遊び人・超能力者。裏武闘会当日は、彼女と某所フランス・レストランで、チョコをテーマにしたディナー。

・カラテ部部長「正拳の魔獣」と決闘し、死にかける巫女・幻視者。
 役割分担が間違っているような気もするが……

・中間テストのために迷い込んだ旧図書館の地下で、『ネクロノミコン』を発見、なぜか、黒瓜君と意気投合する忍者。まあ、アウトサイダーだから、しかたないか?
 黒瓜は、黄道十二宮のチョコを集めて、愛のパワーで銀河の邪神を召喚するそうな。

・駅前のラーメン屋「はがくれ」でスペシャル・ラーメンに二度挑戦、死に掛ける剣士。
 その後、裏武闘会を制覇したが、噂に踊らされ、チョコ12個(チョコ・ケーキ2ホールを含む)を完食し、またも死に掛ける。

 何とか、裏武闘会を制圧し、黒瓜の魔神召喚も、結城柊会長の手作りチョコ(判定は97で自動失敗)が混じっていたため、チョコスライムと化した堕天使ガギソンしか出現せず、剣士の気合いヤマオロシがクリティカルして撃破!

●トークショー2:21世紀のTRPG

 夕方からは、「21世紀のTRPG」と称して、新作の話やこれからのTRPGに関する話をば。 

 友野先生は、今回、製作中の新作「シルバーレイン」をヘビーローテーション。
 初日は雪かきでいなかった伏見健二先生の隣にはなぜか妙齢の美女が! 今年、グランペールから出る新作TRPGのデザイナーさんとか。中世イタリア風の世界(でも、完全な無神論社会)で、暴走した願望が怪物化して、影から飛び出してくるので、それを解決していくシティ・アドベンチャー型ファンタジー。
 伏見健二先生は、「ブルーフォレスト物語」(初代)をグランペールから復刻する計画を発表。楽しみである。

 私は平和に、昨夜やらなかった新作告知を、少々。

 3月中旬に、『真・女神転生X』リプレイ『退魔生徒会大正天外抄』が発売予定。2話掲載。 
 表題作は大正二十年編。夏休みの旧図書館の蔵書整理に狩り出されたチャーリーはなぜか大正二十年の帝都東京へタイム・トラベルし、怪人赤マントの事件を追いかけることに。
 もう一作。「対決十武神」は、体育祭編。現代に帰還したチャーリーたちは、ついに二学期に突入。早速、体育祭がある訳ですが、実は、その後に行われる生徒会選挙の期間でもあり、生徒会長候補たちにとって、体育祭は絶好のアピールの場。候補者は、フェンシング部部長にして、財閥のお嬢様でもある十武神のクイーン、黒魔術研究会の黒瓜、食堂のメニュー改善を訴える料理研究会のマスターシェフ、そして、我らが退魔生徒会からは、苺が出馬! えー。

 『シャドウラン』は、上級医療技術ルールブック『オーグメンテーション』が翻訳進行中。他にも色々企画があるので、ご期待下さい。オレたちのサイバーパンクはまだまだぬるかったと思わせられるサプリメントです。

 『深淵』は、ただいま発売中のR&R41号にリプレイ『屍の城』を掲載中! ウェブ連載の『永遠の冬』や昔出た小説『丘の上の貴婦人』と読み合わせて下さると、奇奇怪怪な図式が見えてくるはずです。

 その他、「こうしたゲーム・イベントでマスターすることをどう思うか?」という質問が上がります。
 朱鷺田としては、ゲームのチャンス、ユーザーとの交流を通して、情報収集する絶好の機会なので、ビジネス的に許す限り、歓迎です。ここがほぼフリーに近い私の立ち位置ですかね。

「お前は、酒飲んで、好きなことしているだけしているだけだろう!」
というツッコミには全く反論できませんがね。

 あと、プレイヤーよりGMのほうが好きだから、GM参加のほうがいいな。
 プレイヤーやると、リアルでSANが低いとか言われますよ。

●セッション3:シャドウラン4th『ZOO:2070年の牛泥棒』

 トークショーが終わり、ゲスト陣と東大赤門前のカレー屋「ダージリン」で本場のインドカレーを堪能した後、午後9時からシャドウラン4th。
 今回も、『オーグメンテーション』込みで製作した、切れたサイバーキャラクター5名によるB&E(突入抽出)シナリオ。アズテク子会社の薬品会社に突入し、魔法のお乳を出す牝牛(遺伝子改造済み生体工場)を盗んで来いというもの。昨年クリスマスにプレイした「ヒューマン・エラー」の新バージョン。
 
 いやな予感がして、情報収集をする。ナノテク製品を開発しているらしいと聞いて、一発3000新円のハンター・ナナイトを注射してもらう。
 やがて、動物商からの納品リストを手に入れ、頭がぐらぐら。「アメリカフクロウ3羽」はさておき、「熊蜂1000匹」とか「シベリアトラ2頭」はヤバイんじゃないか?
慌てて、装備を強化するうちに、ランタイム。

 サイバートゥース・タイガーに襲われ、グレネード(閃光弾)をゼロ距離射撃して、味方全員を巻き込むとか、味方にのしかかるトラに向かってバースト・ファイアを連射するとか、トラの直撃で死にそうになったミスティック・アデプトが契約している自由精霊にカルマを捧げて魔術装甲を展開するも、エッジまで借りる羽目になったとか、まあ、色々ありましたが、何とかトラを撃破、熊蜂の群れも殺虫剤グレネードで瞬殺。「魔法の乳を出す牝牛」を盗み出す。
 あと一歩というところで、奥の隔離施設(通称「ペット・セメタリー」)からヤバゲな雰囲気のサムライが出現する。

 戦うか、逃げるか?

 結局、ガンボーズ(仏教メイジ&リガー)が、ドローンで足止めして逃走。
 そいつは、サイバーゾンビだったので、ロト・ドローン2体は次々、握り潰され、ドローン化したヤマハ・ミラージュが頑張るも巨大なポールアームで粉砕された。
 
 収入は5万新円+魔法の牛乳(覚醒ドラッグ)を牛乳瓶1本。

 ハンター・ナナイトを入れておいたお陰で、ぐずぐずの細胞塊と化すこともなく、シナリオ終了。

●狭間

 セッション終了が深夜3時。
 ゲスト・ルームに戻ると宴会はまさにたけなわ。
 ロールプレイ論とか、昔のセッションの思い出とか語りながら4時過ぎまで飲む。

 翌朝8時に起きたので、そのまま、朝風呂に入り、目を覚ます。
 9時半からチェックアウトとスケジュール確認を受けた後、10時過ぎには旅館を出る。
 アルコールを抜くのも兼ねて、本郷から秋葉原まで三歩。

 途中、神田明神によって参拝。荷物が重く、長居も出来なかった。

 秋葉原到着。少し時間があるので、R&Rステーションの上のメイド喫茶(正確にはフェアリー・リフレッシュ)でも入ってみようかと思ったが、年末に移転したそうな。しかたなく、裏手の雑居ビルに入っているドール専門店と武器屋を観賞して心を癒す。
 いつの間にか、仕込み杖を買っているオレ。

●セッション4:深淵第二版『眠りの森にて』

 R&Rステーションでは、全く面子を変えて、『眠りの森にて』を。
 初日、プレイヤーの意見を聞き、少年の運命を『親が罪人である』に変えてみる。

 結果
 貴婦人に愛を捧げた騎士のランス・チャージ3回で、宝玉の大公バーグロー様を撃破。騎士は、二度、「蒼白の龍王」と「叙事詩に残る一撃」を使用し、さすがに二度目で自らも死亡。
 王者の相を持った貴婦人は、宝玉の大公に狙われるものの、息子を人質に取られ、絶望した母親が代わりに「雷撃」を喰らって死亡したため、何とか生き残る。しかし、幼なじみからは卒業し、領主の妻として生きる決意をする。
 何とか、婚約者を救い出した農夫だったが、エンディングの夢歩きを検討中、貴婦人や母親からもらったカードがあまりにもひどかったので、なぜか妖魔化して恋人と融合してしまうエンディングに。戦闘終了後にもらった運命により、バーグローが作った人造人間だったことを思い出していたのが遠因だろう。
 何とか無事生還した少年だったが、森の中で見た戦いがあまりにも凄惨だったので、狂気(縁故4)と恐怖症(縁故5.対象:鏡)に取りつかれ、修羅の道へ。何年かの後、魔物殺しの剣士として名を馳せることになるが、それはまた、後の話ということで。

●打上

 閉会式。来年も3月に同じ場所で開催とのこと。楽しみにしています。

 打上までのあき時間で「Can't Stop」。これまた二位を突っ走るも、慎重プレイの間に上りきられる。

 打上は昨年に続き、「過橋米線」。
 この打上のために、イベントに来た!と言っても過言ではないほどのうまい飯を食わせてくれるお店。ビールもうまいが、やっぱり米ですよ。ご飯をさっそく頼んで舌鼓を打つ。店の名前でもある名物料理「過橋米線」は、麺好きならば、一度は挑戦すべし! 残った汁にご飯を投入するともう涙が出るほどうまいですよ。

 食って飲んでゲームして英気を養ってきました。
 ほんの少ししか話せなかった人もいましたが、それはまた次回、遊びましょう!

 さて、仕事、仕事。

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