神々の糧、あるいは、ウンダーベルク
朱鷺田@遺伝子と神話の間で
「シャドウラン」サプリの翻訳チェックをしつつ、酒本(仮称)のための情報収集をする。
●神々の糧
遺伝子改造の話と、酒の神々の話の間になぜか深い共通点があって、脳内がやや混乱する。遺伝子注射と「生命の水(アクア・ヴィタエ)」の間にはありとあらゆる類似点があって、気づくと蛇神伝承を介して、カドゥケスとディオニュソスは融合し、神々の糧というべき英雄の食事に変わる。
アラビアで漢方と錬金術は融合し、地中海を越えてメディチ家は媚薬たるリキュールをフランス王に捧げ、修道院で発達したエリクサーは、ハイランダーに伝わり、ゲール語で「満足の酒」を意味するリキュール「ドランブイ」に至る。公式サイトでは、ハイランダーの物語があってかっこよい。
そういえば、少年サンデーで「からくりサーカス」を連載していた藤田和日郎さんが、御伽噺ネタの新作を連載し始めた。
●京都に黄金の蜂蜜酒?
じたばたしていると、森瀬さんが、京都にある蜂蜜酒(ミード)専門店「ミール・ミイ」のサイトを見つけてくれた。ありがたし。黄金の蜂蜜酒とは、どれであろうや?
●ウンダーベルク
我が家では、スーパーカップ・バニラに、エリクシールをかけて食べる試みがなされている。かなり効く。残念ながら、妻にはコアントロー、娘にはカルーアのほうが好評である。
近所のスーパーにいったら、カルロ・ロッシのカリフォルニア・ホワイト(白ワイン)のボトルがあって、可愛いので買ってしまった。飲みやすいなあ。コレ。
しかし、おそらく今のオレに必要なのは、ドイツで二日酔い防止に用いられている薬用リキュール「ウンダーベルク」であろう。
PS:「ブルーローズ」を読み直していたら、シュープリームの新兵器に「エンハンスド・リアリティ」という、前ARのネタが書いてあって、ドキドキした。5年間の科学の発達を感じたね。