ゲイリー・ガイギャックス 逝去
3月4日、(昨日というか数時間前)、D&Dの共同開発者にして、TRPGの父、ゲイリー・ガイギャックスが心臓関係でなくなられたそうです。哀悼の意を表します。
詳しくは以下のサイトにて。
ウィザーズ・オブ・ザ・コーストの弔辞
現在、ガイギャックスの著作を出版しているトロール・ロード・ゲームズのBBS
アメリカ版WIKIのガイギャックスの項目
私は、正式な意味でD&D育ちの人間ではないが、やはり、D&DでTRPGを始めたし、D&Dが作ってきたTRPGというフィールドの中で生きてきた。間接的に、ガイギャックスから学んだことは多い。
亡くなられたと聞くと、胸に隙間があくようだ。
このジャンルを生み出してくれてありがとう。
Wikiや海外のニュースには、昨年、ジェンコン・インディ2007で元気な姿を見せていたガイギャックスの写真が掲載されている。最後まで、ゲームの仕事をしていたのだなと思うと、ほろりと来る。
こんな風にぎりぎりまで、イベントで何かしていたいものだ。
私事であるが、仲人をしてくれた実家の近所の叔父さんが、昨日亡くなり、明日は葬儀に出る予定である。地方の印刷屋兼小出版社をしたり、政治活動をしたり、インテリな人で、毎年、正月の挨拶に伺うたびに、私の本をなでるように見てくれた。
ガイギャックスとその叔父さんを重ねるのは不敬かもしれないが、明日は故人をしのぶ日としよう。
3/5深夜追記:近所に住むS講師とこういう話をしたら、コマケン(小松左京研究会)の初代会長、土屋裕さんがこの正月に亡くなっていたと聞いた。直接のご縁はあまりなかったが、私の大学時代、SFファンダムにいた頃にちょうど一世代上のビッグネーム・ファンとして有名な方であった。近年は東放学園で講師業をされていたとか。
季節のか、皆様、お体だけはお大事に。