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August 25, 2008

JGC02:初日深夜:月光の廃墟にて

 初日25時からは、毎年恒例「深夜の深淵CON」こと「深淵第二版体験会」
 『深淵』のベテランGM、みはいるさん、在胡さんにご協力いただき、フリープレイルームの片隅を占拠して、3卓で開催いたしました。プログラム上は、25時~28時でしたが、朝6時まで会場使用を延長しての『深淵』大会です。
 なぜか、全卓で『蒼き死の公女ルハーブ』様が出現されたのは、偶然ですよ。たぶん。

●月光の廃墟にて

 私の卓は例によって、渦型。
 現在、R&Rにて連載中の『辺境見聞録』と連動した『辺境騎士団領』渦型サポート・ツールを使ってのセッションでございます。舞台となる「月光の廃墟」につきましては、9月発売のR&Rに掲載する「辺境見聞録」にて詳しく紹介いたします。

選択されたテンプレートは以下の通り。

・死の乙女に従う夢占い師ミルドレッド
 運命の出会い(恋愛)に翻弄される、異端派の占い師。ルハーブ解放の任務と、恋愛の間で揺れ動く。運命の案内人担当として、月光の廃墟へ。

・奇妙な旅人 ヴァルゼン
 死霊の公子スナーダルに国を滅ぼされ、復讐を誓い、なぜか同じ翼人座系統である異端結社「緑の猟犬」に加盟し、魔族解放に命をかける異端者。ルハーブの封印を求め、月光の廃墟へ。開幕早々、ファンブルして、新たな運命「醜悪」を得てしまう。
 GMより怪しい発言が多かったのは秘密。楽しそうに陰謀担当として破滅していきました。

・少年 ジュン
 幻視の力を得た少年。親友マルコを殺してしまう未来を予知してしまい、解決策を求めて、月光の廃墟へ。双魚に食われそうになったり、大変でした。

・龍鱗の退魔師 ライラ
 猟犬の定めを背負った退魔師。ルハーブに会いたいという謎の衝動を抑えきれず、天敵である異端の使徒を案内人に、月光の廃墟へ。今回、唯一の戦闘担当として、ルハーブ瞬殺を計る。

●物語

 月光の廃墟に集う人々。
 ライラは天敵である異端者どもの存在に目をむきつつも、心の中で猛り狂う「猟犬」の定めに追い立てられ、彼らとともに、廃墟の奥へ。
 そして、鐘の音とともに出現する双魚。そして、ルハーブの封印への道。

 巨大双魚の回遊する広場の奥に封印を発見したミルドレッドは、双魚を避けて封印へ突撃し、「死の風からの防御」を唱えて道を開く。ヴァルゼンの支援を受け、ルハーブを解放する。
 一方、少年ジュンは、双魚に追われ逃げ回り、退魔師ライラはこれを撃破するも想定外のダメージを受けてしまう。

 そうして、解放されるルハーブ。
 巨大な魔族は、わずか2歩で広場を横切り、天敵たる退魔師ライラに一撃を振るう。この一撃で、ライラは生命力と精神力を失い、ほとんどの防御を失ってしまう。寿命を残り1年まで削りきった決死の一撃で、ルハーブの生命力を9割削るも、最後の留めに至らず、魔族の第二撃が振るわれる。ここで、サプリメント『血のごとく赤き』から投入された真紅のカードが謎の効果を発動し、ライラを粉々にするはxずのルハーブの大剣は、その手を離れ、かの魔族を一時、解放した『魔法の鐘』を直撃、すべてを閉ざす12とひとつの鐘の音を響かせてしまう。

 深淵の閉鎖とともに、封印に引き戻されるルハーブ。
 人々もまた、ともに吸い込まれそうになる。すでにルハーブの下僕となった異端者ヴァルゼンは、自らルハーブの後を追い、深淵に沈むが、他の3名は必死で生き延びる。

 そして、夜明け前。
 少年ジュンは、自ら運命を解き明かすため、新たな道を求めて旅立つ。
 退魔師ライラは、新たな魔族との戦いに向かう。ミルドレッドはその後を追う。

 ~終わり~

 ライラは、『深淵』初参加ながら、ルハーブ瞬殺を目論む大活躍おつかれさまでした。あと、ヴァルゼンは最初から最後まで怪しい感じで、最後まで楽しそうに破滅していかれました。
 終了6時。やっぱりこうなったか(笑)

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