JGC03:二日昼:深淵:外交特使たち
開けて第二日目。10時からR-CONにて「深淵第二版」のGM。
●外交特使
昨日に続き、『辺境騎士団領』渦型サポート・ツールを使っての渦型セッション。
辺境騎士団領の北部を支配する魔族を殲滅を画策する交易都市タルタスの大臣サルディニアの密書を持って、各国を訪れる外交特使という「シナリオ・アーキタイプ」をプレイする。各自の運命を幻視した結果、「屍の城」を滅ぼすために、山奥の小国「ウルル」を訪れることに。
今回、選択されたテンプレート
・盗賊 リゴ・クレイン
異形の刻印を刻まれ、雪狼の左目を持つ男。先の戦争で屍の城との戦いに参加し、心に傷を負う。
・歩兵 エリック
タルタスに忠誠を誓う歩兵。ひそかに、雪狼の封印を解放する定めにある。
・傭兵デュアン・マーキス
死霊の公子スナーダルに復讐を誓う傭兵。自らの目的を果たすために、英雄を探し求める。
・漂泊の若き騎士エドワード・ロイス
「英雄を探すため、漂泊する」という呪いをかけられ、記憶喪失の恋人アンナを置いて、故郷を旅立ち、タルタスにやってきた若き騎士。タルタスの援助を得るため、外交特使となる。
●物語
ロイス卿をリーダーとするタルタスの外交特使は、屍の城を滅ぼす戦いへの参加を要請するべく、山奥の小国ウルルを目指す。その途中、屍の塚の近くで、ロイスの恋人アンナが記憶を失った状態で現れる。奇妙な状況に困惑するロイスだが、屍の城から派遣された屍の騎士と屍の弓兵が襲ってきたため、彼女との一時は破られる。
すでに死なない身となった屍の群れはおそるべき強敵であったが、何とか撃破し、山国へと向かう。
またもや、屍の塚に遭遇する一行。
もはや、ウルルは屍の群れに襲われ、敵の手中に落ちていたのである。
脱出を図る一行は、エリックの夢に導かれ、雪狼の封印へ向かうが、その途上、アンナがすでに屍の怪物と化していることに気づいたロイスは、涙を拭って彼女を切り殺す。
しかし、アンナは屍の怪物として復活。さらなる力を得て、一行を追いかけてくる。死の大鎌を振るうアンナ。
封印の前、エリックに封印解放の時間を与えるため、アンナを迎え撃つ一行。ロイスは彼女への愛を乗り越え、怪物と化したアンナと戦う。
そして、ついに封印が解放され、雪狼の姫との契約を果たしたエリックが帰還する。氷の大槍を食らいつつも、死の大鎌を振るうアンナに、エリックが最後の一撃を放つ。
屍姫と化したアンナを倒した一行は、雪狼の姫を同盟者として獲得するが、その代償は、山奥の小国ウルルを覆う永遠の冬であった。
~終わり~
英雄譚となりました。
終了後、担当セッションが終わり、先に帰られる内山さんと軽く一杯。
一端、部屋に戻ってもう一度仮眠。