JGC06:新作発表会
セッションが終了し、最後に新作発表会。西上君と一緒に、『真・女神転生X』『深淵第二版』『シャドウラン』に関する情報を話してきました。
●『真・女神転生X』
神々の戦いをテーマにした新作サプリメント。神族覚醒、大規模戦闘などをサポート、『闇のプロファイル』で整理したゲーム・バランスをもう一回、ぶち壊すという、パワーサプリメント。9月5日発売予定。
朱鷺田は、主に神族覚醒関係のぶっこわれたネタを担当、「天津神」「国津神」「ヘブライ」「オリュンポス」から「クトゥルー」まで、16の神族をサポートしています。とりあえず、「オリュンポス神族」に覚醒し、「しし座のなんとか!」と名乗るのが吉。
大規模戦闘ルールでは、1万人のメシア教徒VSルシファーとかできますよ。
その他、年内に、リプレイが2本。
西上君の「ナイト・テイル2」が11月に出ます。
続いて、12月に朱鷺田の「退魔生徒会」5巻目、これはハロウィン編の予定。
●深淵第二版
年内目標で、運命カードのTCGサイズ版を作成予定。
小さい、柔いという書籍版の弱点をこのあたりでフォローします。『血のごとく赤く』との併用も念頭に置きつつ、さらにひどいカードを企画中。
●シャドウラン
春頃予定した『オーグメンテーション』他、サプリメント展開が停止し、ご心配をかけております。英語版サイトをご覧の方はご存知かと思いますが、昨年、ヨーロッパで起こりましたゲーム会社Toppoの買収騒ぎが、『シャドウラン』の版権を持つドイツのFanProに飛び火し、シアトルにあるカタリスト・ゲーム・ラボの『シャドウラン』版権更新契約が遅延するという事態に陥りました。その余波が半年遅れで、地球を一周して、この春から『シャドウラン』日本語化にストップをかけております。
翻訳チームとしては、『オーグメンテーション』の翻訳をブラッシュアップする段階にまで来ていましたが、この関係で、翻訳版権契約手続きが停止している状態であります。ありがたいことに、先月、やっとカタリストのライセンス更新が完了し、今後、翻訳版権契約も進行する見込みです。カタリスト社スタッフも、夏のイベント・シーズンを迎え、さらに、クトゥルフ・テックの刊行、新作の開発開始などがあり、多忙を極めているようですが、間もなく、契約が進むと信じております。
翻訳チームはすでに、次の武器サプリメント『アーセナル』の翻訳に着手しておりますし、R&Rに連載した西上柾氏のリプレイも最終話を収録済みで、契約関係にGOが出次第、新紀元社、アークライト両社と協力し、刊行を進めたいと思っておりますので、引き続き、ご支援いただければ幸いです。
●JGC2009へ
そんなこんなで、JGC2008はあっという間に終わってしまいました。久しぶりに再会できた懐かしい顔もいれば、逆に、すれちがったまま、合えなかった参加者の皆さんもいました。皆さんのJGCが楽しく、エキサイティングであったことを願いつつ、この項を終わりにしましょう。
では、また、来年のJGC2009でお会いしましょう。